802.11n ドラフト2.0対応で廉価なルーターとそのお供たちが発表されました。
バッファローは、無線LANルータ「WZR2-G300N」をはじめとしたIEEE 802.11n ドラフト2.0に準拠した無線LAN機器6製品を9月下旬に発売する。
バッファロー、IEEE 802.11n ドラフト2.0準拠のルータなど6製品 – BroadBand Watch
11nで理論値300Mbpsなのにギガビットイーサーに対応していないのでちょっと切ない気もするけど、値段が安いのでそこら辺は割り切りましょうという製品かしら。15,700円は確かに安い。我が家のBUFFALO DraftIEEE802.11n無線LANBroadBandルータ WZR-G144NHの定価が今は21,800円なので、それよりわりと安い。こいつもそのうちG300NHとかでるのかな?WZR-AMPG300NHの廉価版ってわけじゃないよね?
メーカーページを見ると、ルーター速度も83Mbps(WZR-G144NHは178Mbpsでメルコ史上最強w)だったり、WDSに対応してなかったりで、WZR-G144NHを置き換える類の商品ではないですが、AES、TKIP,WEPを同じネットワークで混在できる「マルチセキュリティ」機能は素直にうらやましい。ニンテンドーDSがWEP64bitにしか対応してないので、AOSSにNDSを混ぜると全員AESからWEPに引きずりおろされたりして煮え湯を飲まされてきた多くの人たちには大変喜ばしい機能だと思う。素晴らしいのがWEPの人はAESのネットワークにはお邪魔できない機能もあることで、WEPの暗号が解読されても安心ですと。いや、うらやましい。
あ、WZR-AMPG300NHでは非対応にされていたWLI-CB-G144NとWLI-PCI-G144Nがこいつでは非対応から外されてるようだ。
直近での実測値がWZR-AMPG300NHの144Mbpsと比べてずいぶん落ちる82.4Mbpsというのは廉価版ゆえの制限かしら。帯域が倍なのにWZR-G144NHの79.8Mbpsともあんまり変わらないのはちょっと気になるが、CPUが遅いからとかいろいろあるのかな? そうそう、WZR-G144NHではAESでなければ速度が半分しか出ないみたいな制限があったんだけど、そこら辺は特に書いてないなぁ。
総合すると今まで11nを使ってなくて、NDSを無線で使っている人は買い替えても良いんじゃないかな?的な商品だと思う。
それはそうと、11n対応のイーサーネットコンバーターまだぁ?