
Western DigitalなのかSandiskなのかややこしいWD_BLACKシリーズの最新作ですが思ってた以上に速くてぬるかったという話です。
はじめに
先日Chuwi CoreBook X i5-12450Hという実売6万円でCore i5-12450Hを搭載したノートPCを買いまして、どうやらPCIe 4.0×4のSSDが使えそうなので…
- そこそこ速く
- ヒートシンク無しでも使えるぐらいの発熱
- お手頃価格
- それなりに信頼のあるメーカー
- 新製品の方が好ましい
という条件で探して出てきたのがWD_BLACK SN7100でした。2TBまではいらないので1TBで。
購入時(2025年5月4日)の価格は11,700円でした。
Sandisk WD_BLACK SN7100 1TB(WDS100T4X0E-00CJA0)

1TBでフラッシュメモリが1個!!むかしは両面にたくさんメモリが並んでたもんですが最近は1個の中にたくさん積み重ねられてるみたいな感じらしいです。へえ。

左がWD_BLACKの上位機種であるSN850Xです。DRAMが搭載されており巨大なファイルの書き込み時に速度が落ちずに処理できるということですが、発売が2022年夏でちょっと古い。通常の用途ではSN7100を選んだ方がいいように存じます。
発熱の様子

外付けケースにセットして剥き出しでPC内蔵のSSDから環境移行時に撮影したときの発熱具合です。コントローラーチップが一番熱いですが、室温18℃ぐらいで55℃。ヒートシンク無しでこの温度で済んでいるというのは驚異的じゃないですか?
ベンチマーク:CrystalDiskMark 8.0.6

Cドライブとして使用中に実行したベンチマークテストです。後述するChuwi CoreBook X i5-12450Hで使用しているんですがPCIe 4.0×4で元気よく動作しています。
この状態でセンサーを読むとコントローラーチップは70℃を超えているんですが、通常使用時は室温プラス10℃もいかないぐらいになっているのでノートPC内での使用も問題ないものと思われます。
Chuwi CoreBook X i5-12450H(CWI570)での利用

だいぶ面倒ですがネジをたくさん外します。ゴム足の下にある2本が一番長いネジ、そのラインにある3本が中ぐらい、他が短いネジです。画像の右下はシールの下にあるので開封がバレる仕組みです。

開けたらすぐ分かるSSD。

M.2スロットが1個しかないので移行が面倒なんですが、どうにかこうにかしましょう。
メモリ1枚追加するのは小さい蓋を開けるだけで簡単だったんですが、SSDはノートPCらしい面倒くささがありました。もう1枚SSD入ると嬉しかったなあ…

ベンチマークテスト中の最高温度は71℃でしたが完了後すぐ温度が下がっているのでとても優秀だと思います。
おしまいに
今年はもうコレを買っとけばいいんじゃないの?って思うぐらい速くて通常時の温度が低いSSDですね。
DRAM搭載していないのですが、通常の使用時では問題になるほど巨大ファイルを書き込むことがないので色々考えるのめんどいしもうこれでいいよ。
現場からは以上です。