
自分がどっちか判定する方法を注意点とともに
はじめに
XREAL One Proがアマゾンジャパン合同会社でも取り扱いが開始され、予約特典のXREAL Hubはついてこないものの、気軽に買えるようになったことは歓迎したい今日この頃です。
今までの製品と違い、XREAL One ProにはMとLでサイズが2種類ありどっちを買えばいいか頭を悩ませている方もいらっしゃることと存じます。
XREAL特有の気を付けたいポイントがあるので是非ご確認いただければ。
サイズは顔の大きさとはあんまり関係ない
顔の大きい人はLサイズ!というわけではありません。MとLどちらもフレーム自体のサイズは変わりません。
違いは「瞳孔間距離」です。
- Mサイズ 57mm~66mm
- Lサイズ 66mm~75mm
瞳孔間距離というのは瞳孔間の距離なんです(レジ袋有料化した人のような説明)が、自分で正しく計測するのはなかなか難しい…
XREALは遠用の瞳孔間距離を使用
そこで、メガネを作成したときに計測したデータを使いましょう。
皆様電気メガネ買おうと思うぐらいだから視力矯正用のメガネの一個や二個作ったことがあるだろうという思い込みで書いてます。

これが以前JINSでメガネを作ったときの保証書です。JINSの場合はアプリで確認できます。
購入したときの納品書に情報が書かれている事もあろうかと存じますので引き出しや押し入れを探してみてください。
で、今回注目するポイントは「遠用」と「P.D」です。
P.D
JINSの保証書では左右それぞれで書かれているので左右のP.Dを合計した 32.50mm + 32.50mm = 65.00mm
がXREALの言うIPDです。
なので、Mサイズを購入しました。
眼鏡屋や眼科処方製によっては合計値が書かれている場合があるのでそこはうまいこと読み取ってください。
「遠用」が大切
XREALの設計はNreal Light当時から焦点距離4mに設定されています。XREAL One / One Proでメニューに表示されている初期値が4.0mなので今も変わっていないはずです。

我々ぐらいのベテランになると手元を見る用のメガネが必要になりがちなのですが、その際は「近用」と表記されます。

基本的に人間は近くを見る時に寄り目になります。なので、「近用」では瞳孔間距離が狭くなります。
見ての通り合計値が63mmになってます。
仮に近用65mmの方がその数字を見てMサイズを買うと…(実際はそれぐらいなら影響ないかと思いますが)実は遠用では67mmでなんか微妙に合わないな??と思うかもしれません。
なので、自分で調べるときは4m先を見て計測しましょう。難しい!!
よく分からないときはJUN GINZAに行こう!
どうせインサートレンズを作るのであれば先に銀座まで行って計測&注文してしまってもいいかも。手元にXREAL One Proがまだない場合にはフレーム代が別途かかりますが、安心代だと思って払っちゃいましょう。
先日注文しに行ったんですが、完成まで2週間かかるとのことなので先にインサートレンズ注文するのはありです!
メガネ作る予定なんてないよという方
弊ブログを見るような方々は眼科で定期検診が必要なお年頃の方も多いかと存じます。眼科で「遠いところを見る用の処方箋出して」といえばいくらかの現金と引き換えにプロが測定したデータを取得することができます。単に測定してるときに聞いて教えてもらえればそれでもOKです。
おしまいに
基本的に裸眼で日常生活を送っているんですが、Nreal Lightは表示がぼやぼやしてて壊れているのかと心配したのが2020年だったかと存じます。その後 Air / Air 2 も頑張れば見えるけどだいぶ疲れる状態でインサートレンズ必須だったんですが、なんかXREAL One / One Proは3DoFで中心視を使えるのでそうでもないような気もしつつ、やっぱりしばらく使ってると疲れるんですよね…って今回はその話じゃなかった。
XREALは遠用の瞳孔間距離!ということだけ憶えて帰っていただければ幸いです。
あと、アフィリエイトリンクからXREAL One Proを買っていただけるともっと幸いです。次のおもちゃを買う資金になります。
ちなみに、XREAL Oneと弊者開発の写り込み防止具の方が具合が良いのでは?という話はまた今度しますね。
現場からは以上です。