4千円以下で販売されているスマートフォンを充電しながら電気メガネを使うアダプターです。XREAL OneでNintendo Switchが使えた!!ROG Allyを30W Turboで使えるのでもうこれでゴールでいいんじゃないか?
はじめに
以前9種比較をしてとりあえずVITURE V1222を買っとけば間違いないというお知らせをしました。100W充電対応でROG Allyを30W Turboで問題なく動くのがポイント。
そして先日発売されたXREAL Oneとの組み合わせでXREAL Hub以外が全滅したという話もしました。
2025年1月24日現在、アマゾンジャパン合同会社での販売価格が3,999円に5%オフクーポン適用で3,799円というまあまあ安い部類の「スマートフォンを充電しながら電気メガネを使うアダプター」なんですが、ROG Allyは30W Turboで動くしNintendo SwitchはXREAL Oneで動くという大変強い商品が登場してました。
HAGiBiS TPS01
おなじみアルミ合金製筐体でXREAL Hubと比べるとやや厚みがありますが、まあまあ許容範囲内と言った面持ちです。
メーカーサイトはこちら
左側の「PD 100W」に充電器を繋ぎ、「USB 2.0 4K/60Hz」に電気メガネなどUSB Type-C DP Alt接続のディスプレイを接続します。USB Type-CオスはスマートフォンやNintendo Switchなどの出力機器に接続します。
電気メガネ側のポートの給電能力はUSB PD 5V1Aでした。
XREAL OneでNintendo Switchが動く!
先述の通り、XREAL Hub以外全滅した大変厳しい思い出のあるXREAL OneとNintendo Switchの組み合わせですが、繋いだら普通に映りました。
見間違いかと思って何度か確認しましたが、ちゃんと動く。XREAL Oneの設定で音声モードをUACからDPに変更しないと音は出ませんが、XREAL Air / Air 2シリーズ同様の挙動です。
もちろんXREAL Oneで空間に画面を固定する3DoFでも動作します。
なおXREAL Hubとは違い、Nintendo SwitchをTVモードにするためには15V2.6A以上の電源が必要になります。試しに9Vまでしか対応していないモバイルバッテリーを接続しましたがTVモードにはなりませんでした。
ROG Ally 30W Turbo
ASUS謹製65W充電器もしくは100W(20V5A)充電器でしか30W Turbo(電源警告無し)にならないことでお馴染みのROG Allyですが、HAGiBiS TPS01は100W充電器を接続することで30W Turboになりました。
実際に充電しながら重量級のゲームを動かしてみたところ、60W前後で給電できていたので問題なさそうです。
この界隈でVITURE V1222が定番だったのですが、もうHAGiBiS TPS01でいいじゃん?という印象になりました。
USB PDの様子
VITURE V1222と同じ、PPSには非対応で15Vが2.6Aに改変されています。もうこれでいいじゃん。次買い替えるとしたらPPS対応したらになりそうですね!
おしまいに
届いてすぐ確認してあまりの出来の良さにつらつら書き連ねているわけですが、いまのところ悪いところが見当たらないHAGiBiS TPS01です。長時間の使用で発熱がどうのこうのはまだ分かりませんので、問題が出てきたらまたお知らせしようと思います。
さて、いろいろ既存の記事を書き直さないといけないですね…
現場からは以上です。