先日購入したUSB Type-C接続の測定器AVHzY C3ですが、あらためて調べてみると使い方や表示を理解してないともったいない!!と思ったので自分の理解を深めるために公式のマニュアルなどを抜粋しながら操作方法や画面説明などをしたためておきます。
書いてるうちに長くなりすぎたので今回は「基本編」にします。
この記事では基本的に充電器やモバイルバッテリーなどの電力供給側を「電源」、スマートフォンやノートPCなど電力消費側を「負荷」と記載します。
言語設定で日本語もあるのですが余計分かりにくいので英語で使ってます。
メーカーのマニュアル(中国語)全文はこちらから見ることができます。
記載はソフトウェアバージョン V1.00.11の情報です。
基本的な使い方
測定器なので、電源と負荷の間に挟んで使います。画面に表示される項目に関してはあとで解説します。AVHzY CT-2やCT-3はUSB Type-Cがどちらのポートもメスなのでケーブルが2本必要ですが、C3はオス、メスなので1本で済むのが特徴です。
USB Type-Cで24ピンパススルーしているので充電だけじゃなくUSB 3.xでデータ通信もできるし、DP Alt出力もそのまま通過することができます。なので使用中にUSB Type-C接続のディスプレイがどれだけ電力を消費するかも細かく確認できますよ!
基本的には電源から負荷へどれだけ電力を供給できているのかを確認する測定器ですが、接続した電源が対応している高速充電プロトコルの表示や、電源にトリガーを送って希望する電圧を取り出すこともできます。ここら辺の機能は後日書きます。
個人的にはあんまり好きじゃないんですが、同梱のUSB Standard-Aアダプタを使えばUSB Type-Cに対応していない電源の測定もできます。
ちなみに端子は青いけどUSB 2.0です。
ボタン操作
操作は全てボタン(Multi Key)で行います。このボタンは押し込むほかに左右に倒して操作します。
- クリック(短く押す)
- ダブルクリック(2回素早く押す)
- 長押し(長めに押す)
- 左・右(左・右に倒す)
- 左・右長押し(長めに左・右に倒す)
基本的にはクリックはメイン画面では表示切り替え、設定メニューでは決定ボタンとして機能します。
設定メニューなど他の画面に移動したあとに前の画面に戻る動作はダブルクリックなので、困ったときはダブルクリックしていればメインの画面に戻れることが多いです。どうしても駄目ならケーブル抜いて電源切りましょう。
次は画面の説明に入ります。