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RayNeo Pocket TVは電気メガネでの動画視聴に好適

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RayNeoの電気メガネは持っていないんですが、3DoFなど特殊な機能を使用してる気配がなく専用品とは思えなかったのでバッテリー内蔵の携帯動画再生機として購入してみました。

結論から言えば多くの場合はRokid Stationより好適ではないかと感じます。

RayNeo Pocket TV ストリーミングメディアプレイヤー HD対応 Prime Video、YouTube、ディズニープラス、 U-NEXT、Hulu、TVer、NHK+など認定ポータブル GTV デバイス 3GB + 64GB 最大 2TB のTFカードで拡張可能
RayNeo
【ポータブルPocket TVデバイス】RayNeo Pocket TVは、Google認定の次世代ARグラス専用ポータブルAndroid・iOS TVデバイスです。RayNeo XRグラスと組み合わせれば、どこでも映画館のような大画面体験を実現。移動中やアウトドアでも、最高のエンターテインメントが楽しめます。※RayNeo XRグラスは別売りです。
XREAL One Pro ARグラス|X1チップ&X-Prism光学搭載|ネイティブ3DoF対応|57°の広視野角・最大428インチ相当・FHD・最大120Hz表示|iPhone 16/15(※eシリーズ除く)、Steam Deck、ROG、Mac、PC、Android & iOS対応|IPD(瞳孔間距離)に合わせた2サイズ展開[M (IPD 57-66mm)]
XREAL
【新搭載「X Prism」光学エンジンで、AR映像体験がさらに進化】 XREAL独自開発の超薄型光学システム「Optic Engine 4.0」により、57°の広視野角で、最大428インチ相当のバーチャルスクリーンを鮮明に投影。 現実の風景を視認しながら、没入感ある映像体験を実現します。 さらに、反射や光の干渉を抑えるアンチグレア設計により、クリアな視界を維持。

追記(2025/02/12):XREAL Oneとの組み合わせでWi-Fi繋がらなくなる問題について

まとめました

はじめに

「ARグラス」やら「スマートグラス」などと称して販売されている光学系にバードバス方式を採用したUSB Type-C接続サングラス型ディスプレイであるところの電気メガネは多くのユーザーにとって「両手が塞がらないディスプレイ」としか使い道がなく、主な用途は動画視聴なのではないかと信じる今日この頃いかがお過ごしでしょうか。

電気メガネの機能として内蔵されたセンサー類を使用した3DoFや6DoFといった頭や身体の動きを反映した画面表示がありますが、その機能を利用してる方はおそらく少数派でスピンバイクなどでのトレーニング中や電車や飛行機での移動中にフルスクリーンの動画表示ができれば良いと考えている方が多いのではないかと個人的には察しております。

そのような方に好適なのが今回購入したRayNeo Pocket TVです。

RayNeo Pocket TVとは

「USB Type-C映像出力に対応したバッテリー内蔵のGoogle TV端末」です。XREAL AirシリーズやRokid Max、VITURE One/Proなどの電気メガネやモバイル液晶などのUSB Type-Cディスプレイを接続してYouTubeやPrime Videoなどの映像を楽しむことができます。

もっと具体的に言えばChromecast with Google TVの本体とリモコンをくっつけてバッテリー内蔵させたようなものです。以前似たようなことをやったことがありますが、嵩張るのでとても持ち歩けるようなものではありませんでした。

おおむねこれをまとめた感じというイメージ

届いてから知ったんですが、箱を見ると実はHomaticsというブランドでRayNeoではありません。さらにメーカーはShenzhen SEI Robotics Co., Ltdで、そちらで技適も取得されていました。型番はSEI700GHM。

公表されているスペックとしてはSoC Amlogic S905Y4-B、RAM 3GB LPDDR4、Flash eMMC 64GB、Battery 6500mAh/3.8V、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2となっております。microSDは手持ちに512GBまでしかないのですが、メーカー曰く2TBまで対応とのことでした。

RayNeo公式サイトの商品ページはこちらです。

Homaticsの公式サイトはこちらです。Google TV版とAndroid TV版があるようです。こちらには9軸IMUセンサが搭載されていて振って操作ができるような記載がありますが、RayNeoで販売しているバージョンにはその機能は見当たらなかったので有効になっていないか搭載されていないようです。

RayNeo Pocket TVの便利機能など

あとでちゃんと書くつもり。

物理ボタンに起動するアプリを割り当てられるカスタムボタンは便利。

バッテリー残量が設定画面で確認できて残量警告も表示されるのが便利。

XREAL Air/Air 2シリーズのUSBオーディオ機能に対応。RayNeo Pocket TV側のボタンで音量調節もできます。それ以外のRokid Max/AirなどDisplayPort音声ももちろん対応してます。

USB Type-C接続ができる液晶ディスプレイがUSB PD出力に対応していてもRayNeo Pocket TVをディスプレイ側から充電することはできません。

要注意:言語設定に「日本語」がない

初回起動時の設定では「日本語」を選択できるのですが、設定には日本語がありません。うっかり英語などの他言語に切り替えてしまうと通常の手段では日本語に戻すことができないようです。

Android初期の頃はMoreLocale 2というアプリで設定にない言語切替をしていたんですが、対応していなかったので泣く泣く初期化して再設定しました。

過去の経験上この手のデバイスでメーカーがアップデートで対応してくれることはまずないと思っているので皆様もお気をつけ下さい。

類似機種比較

左からRokid Station、RayNeo Pocket TV、XREAL Beamです。

Rokid Stationが充電はUSB Type-C、映像出力はmicroHDMIという扱いにくい構成ですが、それ以外は充電・映像出力共にUSB Type-Cです。

この類いのデバイスにはストラップホールもしくはストラップを装着できるケースを同梱して欲しい(※個人の印象です)

Rokid Stationのおさらい

Android TV搭載、SoCはRayNeo Pocket TVと同じAmlogic S905Y4ですが、RAMが2GBでストレージが32GBと弱いです。バッテリーも5000mAhなのでちょっと弱い。知る限り画面内でバッテリー残量表示を確認することができない。

とにかく映像出力がmicroHDMIで変換するための専用ケーブルが必要になるのが大変だるい。

スペックのわりになんか動作がもっさりしている印象です。動画再生はじめちゃえば操作しないから関係ないと言えば関係ないんですが、何をするにもワンテンポもっさりするのはあまり嬉しくないです。

microSDカードスロットは無いので手持ちの動画をローカルで再生するのには向いてません。

後継機でRokid Station 2が準備されていますが、3DoFに軸足を置いた製品になっているのでRokid Stationとは方向性が違うようです。2024年9月に出荷予定だったんですがNetflix認証が通らなかったとかで作り直しになっているようですよ?

総合的に判断して、2024年11月現在Rokid Stationは29,999円で販売されていて、RayNeo Pocket TVは28,999円なのでRokid Maxユーザーでも新規購入するならRayNeo Pocket TVにしたほうが満足度は高いと思います。

Rokid Station スマートグラス ARグラス 拡張現実 ウェアラブル ヘッドセット ビデオ ディスプレイ用 ブルーライト低減 1080P スクリーン Android iOS PC タブレット ゲーム コンソール視聴
Rokid
【Rokidについて】Rokidは2014年設立後、コンシューマ向けARグラスのパイオニアとしてRokid製品は80カ国以上で愛されています。2023年に第2世代コンシューマー向けARグラス「Rokid Max」をリリース。いつでもどこでも自分だけの空間でゲームや映画を楽しむことができます。0.00から-6.00Dまでの視度調整にも対応しています。

XREAL Beamのおさらい

充電中や使用中に熱い印象が強いXREAL Beamですが、こちらはメディアプレーヤーというよりは外部入力を3DoF化する機器ですね。申し訳程度にPrime Videoなどがインストールされていたりしますが、Widevine L3なのでSD再生しかできなかった記憶があります。

手ぶれ補正モードがデジタルカメラの電子手ぶれ補正みたいに画面の全画素を使わずに周囲を額縁にしてフルHDを縮小して表示しているためFoVは狭くなってたりします。たとえばNintendo SwitchでしばらくXREAL Beam経由で遊んだあとにXREAL Hub経由で直結して全画素使った画面を見ると「でかっ」って感じると思いますよ!

後継機?でXREAL Beam Proが発売済みですが、画面をタッチして操作する普通のAndroidスマホみたいな感じになっており映像入力もなくなっているので「Proとは…」という状態になってます。

個人的にはXREAL Beam Proはステレオカメラがおもしろく使えているので気に入ってます。もう何度かアップデートして洗練されれば他人にオススメできるぐらいにはなると思います。

重量比較

Rokid Stationが見たまま軽くて149g、RayNeo Pocket TVはずっしり感のある202.5g。XREAL Beamは160gです。

RayNeo Pocket TVは厚みがあるので手に持ったときにちょっと収まりの悪さがありますが、昨今の250gを超えがちなスマートフォンが持ちやすいかと言われるとどっちもどっちだなあと思います。

付属品のケーブル

充電用のケーブルなのでUSB 2.0ですが、なんとeMarkerが内蔵されており5A対応。しかもPD 3.1 EPR対応です。なおPocket TVは前述の通り最大で12V1.5Aまでしか対応しておりませんので意味はありません。

充電中の様子

いつも通り空っぽにしてから電源オフでの充電です。

12V1.56Aぐらいで4割ほどいってから1.3Aちょっとにおちて8割をちょい超えたあたりでとても素直でなだらかなカーブを描いて2時間8分ほどでストップ。ヒゲが出ないとても素直な充電曲線ですね。

実用充電まで1時間30分といった感じ。

おしまいに

いつまでたっても書き終わらないので気が向いたらあとで追記することにします。

ごちゃごちゃ考えずにメディアプレイヤーとして便利なRayNeo Pocket TVは公共交通機関で移動中の暇つぶしには好適だと存じます。

RayNeo Pocket TV ストリーミングメディアプレイヤー HD対応 Prime Video、YouTube、ディズニープラス、 U-NEXT、Hulu、TVer、NHK+など認定ポータブル GTV デバイス 3GB + 64GB 最大 2TB のTFカードで拡張可能
RayNeo
【ポータブルPocket TVデバイス】RayNeo Pocket TVは、Google認定の次世代ARグラス専用ポータブルAndroid・iOS TVデバイスです。RayNeo XRグラスと組み合わせれば、どこでも映画館のような大画面体験を実現。移動中やアウトドアでも、最高のエンターテインメントが楽しめます。※RayNeo XRグラスは別売りです。

現場からは以上です。

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