設定画面
メイン画面でボタンを長押しすると表示される。前述の通り日本語は翻訳が怪しくて意味が分かりにくい所があるので言語設定は英語にしてあります。
ボタンの左右でメニューを移動して、クリックで次の画面に遷移します。ダブルクリックで戻る。
Display
表示設定。画面の明るさやスリープモードへの移行時間などを設定します。
- Brightness ※画面の明るさ。100%が一番明るいけど消費電力が多い
- Idle Time ※画面が暗くなるまでの時間。秒。30sだと30秒で暗くなります。
- Rotation ※Autoだと重力センサーで画面の向きが変わります。
- Refresh ※Normalだと1秒間に5回メーターを読み取る。リフレッシュレートですね。
- Taring ※風袋引き。量り売りの肉を買うときにトレーの分は差し引いて計算するみたいな話です。測定器の消費電流を勘案して電源側・負荷側の電流を表示することができます。Outputだと電源から入った電流から測定器の消費電流を引いて負荷側に供給される電流が表示されます。これによりバッテリー側にどれだけ電流が流れたかを正確に把握することができるって書いてあるんだと思います。たぶん。PC接続ポートを繋いだ場合、測定器への給電はそちらから行われるので風袋引きの影響はありません。
Data Groups
データグループ設定。充電統計で使用するデータグループを切り替えたり記録を削除したりできます。
- Clear This Group ※選択されているグループの記録を削除します。
- Switch Group ※統計で使用するグループを切り替えます。
- Clear All Groups ※すべてのグループの記録を削除します。
- Threshold ※統計に記録する閾値を設定します。20mAの場合はそれ以上の電流が流れたときだけ累計値に加算します。通常満充電になった場合にも0mAにはならないので、閾値を設定しておかないといつ充電が終わったのか分からないということです。
Debug
マニュアルにもデバイスのデバッグ情報を表示しますとしか書かれていないのでわからんです。
Information
デバイス情報。モデル名、バージョンなどが表示されます。
次は次回予告など
ひとやすみ
大変長くなったので基本編はここまでにして、トリガー機能などの説明は次回にします。
トリガー機能とかeMarker読み取り機能がメインだろうが!って気もしますが…
14:07追記:頑張って続き書いたよ!
USB Type-C測定器 AVHzY C3の使い方 本命編
前回長くなりすぎて基本編にしたAVHzY C3の使い方続きです。 本命編。AVHzY C3を買うような人が目的としているであろうUSB Type-CのeMarker読み取り機能とかトリガー機能について解説します。
現場からは以上です。