電気メガネ

Nreal Light Dev Kitを記念で購入した記録

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おそらく在庫処分セールだと思うんですが、39,980円だったのでコレクションとして購入しました。

はじめに

Nreal Light Dev Kitは2020年に販売開始された「Nreal Light」と「Nreal Computing Unit」のセットです。

Nreal Light

Nreal Lightは光学系にバードバス方式、ディスプレイにSony製microOLED ECX335S(1920×1080)を2枚。RGBカメラ1、深度カメラ2の計3個のカメラを搭載した6DoF対応電気メガネです。

現行XREAL Air2シリーズと比べるとケーブルが外せない、画面がやや暗い、60Hzしか対応していない、メガネで音量調節ができないなどデメリットもありますが、FoVが広く画面が大きく見えるのでディスプレイとして使う場合にメリットがあると感じる方もおられることでしょう。

インサートレンズは磁石でくっつくタイプで、普通のメガネ屋では対応してないんじゃないかな?JUN GINZAまで持って行けば対応してくれると思われます。Nreal Air当時にそんな話を聞いた覚えがあります。

Nreal LightのファームウエアはAndroid版Nebulaで更新できるのが最新なので、アップデート後にNreal Computing Unitで使うとバージョン落とされてしまいます。

Breezy GNOMEが対応してくれてればまだまだ生き延びれたのになという気持ちがあります。

Nreal Computing Unit

Nreal Computing Unitは2018年のフラグシップであるSnapdragon 845を搭載したAndroid 8.1端末で、RAM 6GB、ストレージ64GB。スペック的にはGalaxy S9+と同じですね。

2020年12月に発売された製品版Nreal Lightの推奨端末がSnapdragon 865なのでやや弱々しい。ベンチマーク的にはXREAL Beam Pro(Snapdragon 6 Gen1)よりも遅い…

正直2024年に買う意味はないんですけど、当時販路が限定されていて購入できなかったのでラストチャンスに飛びついた格好です。

現XREALコレクション

あ、XREAL Adapter入れ忘れてるな。

Nreal Lightが2個になってしまいましたね。

Nreal Computing Unit小咄

Nreal Computing UnitはUSB Type-C側で充電するのが主なんですが、USB Power Deliveryに対応していないので、付属の充電器を使う必要があります。イマドキQuick Charge 3の充電器ないよ!

microUSB側にOTGケーブルを繋げてUSBキーボードなどを接続することができます。

PlayストアなどはないのでアプリのインストールはPCとUSB接続してadb installするのが一般的です。

Nreal Light以外のUSB Type-C対応ディスプレイを繋げると素のAndroidホーム画面が表示されます。

OSなどのアップデートはありません…

6DoF対応デモアプリがプリインストールされているのがちょっと楽しい。

ハードウェアの質感はすごくいいんだけど、冷却ファンがちょっとうるさい。

おしまいに

コレクションとして購入したので大変満足しております。プリインストールされているアプリが手軽な6DoF体験用としてなかなか面白いので一度体験してみると良いです。

これからNreal Computing Unitを使ってジャンジャンバリバリ開発を行うゾ!という方はあまり多くないとは思いますが、おそらくここら辺が参考になるかと思われます。

Android 8.1なあ…当時のフォーラムではバージョンアップに精力的な投稿があったんですが、XREALになったから色々消え去ってしまいましたね…

2024年11月26日現在どうやらDev Kitは売り切れてしまっていますね。

現場からは以上です。

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