電気メガネ

XREAL Airはグラデーションで階調が飛ぶ

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今さらなんですけど、思い出したので手持ちのいくつかと比較などしつつ書き記しておこうかなと思いまして。

はじめに

Windows 11の標準の壁紙あるじゃないですか。XREAL Airで見るとこの背景のグラデーションがガタガタしてるというか、なめらかに見えないのが気になりますよね。

なお、XREAL AirのファームウェアはAndroid版Nebula v3.4.0の07.1.02.274_111D_2122_9_16で確認してます。

どうにか人に分かりやすく伝える方法はないもんだろうか…

グラデーションテストページ

そんなわけでグラデーションをCSSで表示する固定ページを作りました。

ちゃんとしたディスプレイでしかるべき表示モードを使用すればなめらかに階調が替わっていくように見えるはずです。

XREAL Airで実際に表示した様子

実機の撮影は難しいので、色はさて置き。縦にスジが見えると思います。用語としては「バンディング」「トーンジャンプ」などあってどう言うのが正しいのかよく分かりませんが、なめらかさがないのは分かると思います。

追記(2023/07/10):出力がYUVリミテッドレンジなのでは?

Windows 11での認識はRGBになってるので出力としては問題ないはずです。

参考:Xreal Lightの場合

XREAL Airよりは縦線の間隔が狭いように感じますがやや縦にスジが見えます。

参考:Rokid Maxの場合

Rokid Maxデフォルト状態

縦のスジはほとんど見えません。なんかXREAL Airよりなんか撮影が難しいんですよねこいつ。

ちなみに、120HzモードにするとRokid Maxもガタガタになります。

Rokid Max 120Hzモード

Rokid Maxの120Hzモードはあんまり使おうと思えない感じですね…
120Hzモードを使わなければいいという話なので回避策があるから救いはあります。

参考:VITURE Oneメガネの場合

おそらくSeeYA Technology 0.49″ OLEDoSを使用していると思われるVITURE Oneメガネはなめらかに表示されます。階調に関しては一番じゃないかな?画面は暗くて小さく感じますが。

おしまいに

各社それぞれ特徴があって面白いですね。

表示装置としては階調がなめらかに出ればそれにこしたことがないんですが、画像処理の都合なのかなんなのか分かりませんが色々あるんでしょう。

XREAL Airの販売価格を考えると「こんなもんかな」と思えなくもないですが、今後のアップデートで改善されるといいなあとは思います。

現場からは以上です。

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