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HUAWEI FreeClipは「ながら聴き」ベストバイ2024だった

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2021年12月のambie AM-TW01発売以来ずっと愛用してますがHUAWEI FreeClipを買って手のひらクルクルしました。

はじめに

HUAWEI FreeClipは耳の穴に突っ込むカナル型イヤホンや、耳を覆って塞ぐヘッドホンとは違い、外音が全部そのまま聞こえる「ながら聴き」イヤホンです。

系列としてはambie AM-TW01と同じで音楽をBGM的に流しつつ、玄関のチャイムにも気がつけるみたいな感じ。ソニーのLinkBudsも似たような感じですがあれより外音はそのまま聞こえる印象です。

SHOKZの骨伝導ヘッドホンは伝導させるために多少締め付け感があるのと頭の後ろにバンドが来るのでヘッドレストとの相性が悪いのですが、こっちは耳に挟むので邪魔にならない。メガネと干渉しないのもメリットですね。

耳の穴を塞がないので蒸れないというのは長時間着用する上で大変重要になるので憶えておいてください。

なお、外音が全部そのまま聞こえる特性上周囲の音が大きい場合はイヤホンの音が何も聞こえなくなるので地下鉄に乗ってるときとかは向いてないです。

買え。

HUAWEI FreeClipとは

HUAWEI製の完全ワイヤレスな「オープン型オーディオ」です。

スピーカー部分の「球体」と耳の裏に来る「豆型部」で耳に挟んで使うambie AM-TW01と同じようなタイプのイヤホンですが、ambie AM-TW01は形状が完全に固定されているのと比べてHUAWEI FreeClipはC-bridgeというツルの部分がビックリするほど広がるので個人差による耳の形状の影響を比較的受けにくいように感じます。気を抜いてると装着してるのを忘れます。

ビックリするほど広がるC-bridge

装着時のポイントというのもあまりないんですが、「球体」のメッシュ部分がスピーカーなのでそこが耳の穴の方に向くように調節するのが良いと思います。

装着してしまえば頭を振っても跳んでも跳ねてもまず取れません。カナル型の完全ワイヤレスにありがちな歩いててポロリは基本的にはないと思います。

ざっくりとメーカー1年保証、防塵防水IP54、イヤホン単品8時間再生・充電ケース込みで36時間再生可能。トントンすれば「再生・一時停止」、トントントンで「次の曲」(アプリでカスタマイズ可能)

マルチポイントでスマホとPCみたいに2台から同時接続できます。PCの音を聞いてる途中にスマホに電話かかってきたら着信音も聞こえるみたいな便利機能です。

ファームウェアアップデートなどでAI Lifeというアプリが必要になりますが、Android版はHUAWEIがGoogleから排斥されている関係でapkをダウンロードして各自インストールしないといけないのはつらい。

それはともかく、細かいことはどうでもいいレベルで使用感が良いので買え。

肝心の音ですが、ambie AM-TW01とは比較にならないほどちゃんと音楽として聞こえます。

覚書:ペアリング方法

最初の1個目はケースの蓋を開けたら勝手にペアリングモードになるんですが、2個目以降はイヤホンを収納した状態でケースのボタンを2秒長押しでペアリングモードになります。

なお初期化はケースのボタンを10秒長押し。

イチオシ!左右気にしなくてもいい

左右の形状がまったく同じで物理的に同じものが2個入ってる感じですね。

センサーで右耳につければ右用、左耳につければ左用になるからどっちがどっちとか悩む必要なし!充電ケースに戻すときも左右気にせず済むので凄いラク。

ちなみに片耳だけ使うことも出来るので片耳充電しながら片耳使うことで無限に使い続けることも出来ます。

修理部品価格

HUAWEI製品あまり買ったことがないので知らなかったんですが、公式サイトで有償修理の場合の修理部品価格が公表されてるんですね。今回のFreeClipだと現状充電ケースが8,900円でイヤホン1個10,400円だそうです。
あと追加で作業費が2,970円かかるようです。

1年メーカー保証ですが、保証が切れたあとの修理でどれぐらいかかるかが分かるのは良いですね。フルセットだと新規で買った方が安い。それはそう。

ambie AM-TW01と比べて

外観と重量

HUAWEI FreeClipは充電ケースのバッテリー容量が大きいので手に持ったときにずっしり感ある。イヤホン本体も1個あたり1.2g重いと体感でも分かるぐらい重くなりますが、そこまで気になるほどではないです。

装着感

ambie AM-TW01は全体が固いプラスチックで形が固定されていて耳の形状に合えば耳と一体化したような装着感の無さでとても良いんですが個人差が激しいので、HUAWEI FreeClipの方がある程度万人受けしそうな装着感です。

ambie AM-TW01は片手で耳を引っ張ってもう片手で装着するので両手必要ですが、HUAWEI FreeClipはC-bridgeが柔らかいので片手で装着できるのも高得点です。

耳の後ろに来る「豆型部」がもっと邪魔になるかと思いましたがそうでもなかった。

接続性

ambie AM-TW01で一番の不満が、他の端末と接続するために繋がってる端末側で切断しないといけないってことだったので、2端末同時接続できるし3台目の接続されてない端末から「接続」すると切り替わってくれるHUAWEI FreeClipの方が良いです。

アンテナの性能がいいのか電波が強いのか分かりませんが、到達距離も長い。チャイムが鳴って玄関まで行って帰っても切れないのでストレスがかなり減りました。

バッテリーの持ち

公称6時間再生のambie AM-TW01ですが、経年劣化もありそんなに持たなくなってるので比較するのも気の毒ですが、充電ケースのバッテリー容量も明らかにHUAWEI FreeClipの方が大きいので毎日充電しないといけないということがなくなりそう。

これも大変重要なポイントなんですが、HUAWEI FreeClipは充電ケースに雑に収納するだけでちゃんと充電されます。ambie AM-TW01はシリコーンカバーがほんの少しでもずれてたりすると充電されずにいつの間にか電池切れになってることがよくあるのでこれはもう完全にHUAWEI FreeClipの勝ちです。

おしまいに

現状室内で仕事をしながら周囲の音も聞こえるようにしておきたい用途では総合トップです。

あえて何点を言えば、イヤホン側から音量調節ができないことですね。搭載されているセンサーで長押しが認識できればアップデートで対応も期待できるんですけどどうかなー
あ、あとマスクしてるときに使うとマスク外すときに紐に引っかかってどっか行っちゃうかもしれないので要注意です。めっちゃ注意して。

なんにせよ室内での仕事中にBGM的に音を鳴らせておきたい人、ちょっと高いけど今すぐ買え。

充電ケースの充電にどれくらいかかるか確認しました

現場からは以上です。

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