直流で動くポンプを外で使う機会があるんですが、バッテリーとの接続に使える防水コネクタで20Aほどの電流に耐えられるものがなかなかなくてソーラーパネル用のMC4コネクタを使ったりしてたんですが、付け外しが面倒なのと手持ちのMC4コネクタは4sq用で2sqのコードでは細すぎて防水性がなさそうな気がしたので、アマゾンジャパン合同会社でなんかないかなーって探してたら見つけたのがこれ。
小袋にセットが小分けで入っていてそれが5袋。ちなみに購入時(2022/08/03)1,999円なので、1セット400円程度ですね。
取扱説明書など当然なく、使い方がわかんねえなあって観察したところDEUTSCH(ドイチェ)というブランドのDTP04-2PとDTP06-2Sということが分かりました。ホンモノなのかコピー品なのかは分かりませんが…
型番が分かればこっちのもんよ。
はい、DTP04がレセプタクル、DTP06がプラグだということが判明。
つまり組み合わせとしてはこういうこと
圧着端子、ハウジング、ウェッジロックをレセプタクルとプラグでそれぞれ組み合わせるわけです。
圧着したらそのままカチっていうまで穴に押し込む!簡単!!
ウェッジロック(オレンジ色のプラスチックパーツ)は小さい方がレセプタクルで、大きい方がプラグなので間違えないように!一応ラジオペンチで装着後も取り外せるようにはなっているようですが、間違えないにこしたことありません。
完成
こんな感じ。プラグとレセプタクルってどっちが電源側か悩むんですが、電源側の芯が露出していると短絡の危険があるので、今回はプラグを電源側にしてレセプタクルを負荷側にしました。
プラスとマイナスはどっちがどっちって決まってるんですかね?逆だと大惨事なるので決まってそうな気はしますが、聞いた記憶がないですね…
実際の使用イメージ
引き抜くときにキュポンって言うぐらい密閉されてるのでなかなか防水感あるから満足です。
これから屋外で使う予定のある端子はみんなこれにしようかなってぐらいいい感じです。
おしまいに
メーカーのTE Connectivityはスイスに本拠を置くアメリカの企業だそうです。日本法人はタイコ エレクトロニクス ジャパン合同会社。なんでコネクタのブランド名ドイツやねん???
モノは想像してたよりずっと良かったですね。2sq(AWG14)で使える安心感があって安い防水コネクターって探してもなかなか見当たらないんで今後も必要になったらリピートすると思います。
ちなみに、DTとDTPの違いはPの方が高電流に対応しているということらしいです。
1.25sqまでがDTシリーズ
2sqまでがDTPシリーズ
余談:ポンプについて
ダイヤフラム式のポンプ、除草剤の散布に使ってるのは12V10Aで無負荷時に毎分10リットルという仕様。水の入出力がG1/2なのでタカギのホースジョイントGWA63がそのまま使えて大変便利。50メートルの噴霧器用ホースの先に5頭口の噴口からちゃんと使えるのでとても優秀。エンジン式よりはるかに軽くて音も静か。電動なので当然燃料もいらない。
散水用はAmarine Madeの12V17Aで毎分18.9リットルという仕様のポンプがを使ってるんですが、2020年当時には5,600円で売ってたのにもう売ってない…似たスペックのポンプは2万円以上するので壊さないように大切に使おう。これもG1/2なので便利。
スミサンスイM-03という細かい穴の開いたホースで水やりに使ってますが、40メートルぐらいの1本がやっとって感じなので大規模な灌水には弱いですね。
現場からは以上です。