電気メガネ

Nreal Airとはなんだったのか Part.2 到着後1週間編

先日発売前にNreal Lightから推測したNreal Airの思い出を語りましたが、続編です。

結論

USB Type-C接続のディスプレイとしてはやや割高感があって互換性に難ありですが、スマートフォンのデスクトップモード(Samsung DeXやMotorola Ready for)で使用する前提なら現状は買いです。
※なぜ現状なのか。Nreal Lightの時におそらくキャリアの要請でDeXを潰された(接続してもDeXを起動させることができなくなった)前例があるからです…

今回は良いところを思いつくままに書いて行きます。

軽いのは正義

Nreal Lightと比較して思ってたよりはるかに素材が安っぽくて、装着感が良くない。これは駄目かも分からん…って思ったんですが、シリコーンの滑り止めをつけたらかなり体験が良くなってあまり気にならなくなりましたのでなんらかの滑り止めと側頭部に当たる部分のクッション的なモノで工夫はした方がいいと思います。
装着感が良くなって頭に固定されるようになると軽さが効いてきます。Nreal Lightはカメラが3個も付いてたりして重心が前にあったので鼻にかかる重さがつらいんですが、Nreal Airは軽くて楽。1時間つけっぱなしでもそれほど苦になりません。

手軽に使えるスピーカー付きディスプレイ

個人的にはNreal AirとGalaxy S20だけで視聴環境が整うのですごい手軽。個人的に外音が聞こえるタイプのヘッドホンなどが好きなのもありますが、ツルの途中にあるスピーカーが耳の近くで鳴るのも気軽で良いですね。
ポケットにスマホを入れれば両手がフリーになるので、宅配便が来た!って玄関まで急ぐときもご飯を食べる時もトイレに行くときもずっと動画を見続けることができます。ただ、目がめっちゃ疲れるのでほどほどにしましょう。

ケースとケーブルがいい

ケースがほんと良いんですよ。中身をほどほどに保護してサイズもほどほどに小さい。2段にしてケーブルと眼鏡部分を分離して収納できるのも傷対策にはとても良いです。
付属のケーブルはDP Altが通るケーブルとしては異様に細くてしなやかでこのケーブルのあるなしだけで製品の評価がまるで変わるぐらい重要なパーツです。ケースに収納するとき「半分の半分の半分」に畳めば何も考えずに綺麗に納まるのも大変良い。急いでしまうときにはみ出るとか小さくまとめすぎて厚くなって閉まらないとかイライラしますからね。こういう細かいデザインの積み重ねは大切です。

とにかくSamsung DeXが良すぎる

たぶんMOVERIO BT-30Cの頃から言い続けてますが、Samsung DeXと光学シースルー型HMDの組み合わせは良すぎます。

  1. スマートフォンの画面をオフにしても外部ディスプレイへの出力が続く
  2. DeX側で動画を再生しつつスマートフォン側で他のアプリを普通に使える

一般的なUSB Type-C DP Alt出力に対応しているスマートフォンではスマートフォンの画面をオフにすると外部ディスプレイへのミラーリング出力も止まってしまいます。
つまり、Nreal Airで動画を見るにはスマートフォンの画面も点灯させっぱなしにしないといけません。これが電池めっちゃ減る。さらにタッチパネルも動き続けてるのでちょっと手が当たると再生が止まるとか誤操作が発生するのでめっちゃストレスなんですよ。もちろん再生中に他のアプリを開くとそっちのアプリが表示されて動画再生は止まります。ほら!ストレス!!

そこいくとSamsung DeXで動画再生するとスマートフォンの画面をオフにしてポケットにスマートフォンを突っ込んでOK!画面オフにするとタッチパネルもオフになるので誤操作の心配なし!いいね!!

Samsung DeXの操作はBluetoothのマウスやキーボードでもできるんですが、DeX起動中はスマートフォンのナビゲーションバーの左端になんか四角いボタンが出るので、そこからタッチパッドモードが起動してDeX側のマウスカーソルを操作できます。特筆するほど操作しやすいってわけでもないんですけど、他のハードウェアを必要としないのがこの上なく便利ですね。立ったまま片手で操作できるというのも大変良いです。

極めつけが、Samsung DeXで動画見ながらスマートフォンの画面でTwitterができる!Kindleで本も読める!ながら見が最高に捗ります。とても良いのでSamsung DeX対応端末をお持ちの方は全員試してみた方が良いです。

今後機能追加して欲しいこととか

メーカーとしてNebulaもしくはStreaming Boxで使って欲しいというのは大変よく分かるんですが、眼鏡の右側をダブルタップしたら次の曲(KEYCODE_MEDIA_NEXT)、左側をダブルタップしたら前の曲(KEYCODE_MEDIA_PREVIOUS)のキーコードを発行するみたいな細かい機能を増やして欲しいです。そんなことでわざわざスマートフォン操作したくないんですよ。

Streaming Boxで使える電源ボタン長押しから明るさ調節ボタンでのボリューム調整も一般的なボリュームボタンとしてキーコード(KEYCODE_VOLUME_UP/KEYCODE_VOLUME_DOWN)発行してもらいたいです。それだけで利便性がめっちゃ上がります。
たとえばKindleアプリでスマートフォンの操作をせずにページめくりができれば素敵ですよね。

マイクがUSBオーディオになるのは仕方ないんですが、スピーカーはDisplayPortに重畳した音声データで再生して欲しいです。PC/スマホ以外と接続するときに圧倒的に汎用性が上がります。

パネル的に無理だとは思いますが、標準仕様に準拠した1920×1080@60pにして欲しかったなあ…

Nintendo SwitchでUSBオーディオとして認識されないのをどうにかしてもらいたい…実に惜しい。

現状ちょっと近接センサーが厳しくてすぐ離れた扱いになって画面が消えちゃうので、もうちょっと緩めるか、Nebulaで補正とか設定できるといいですね。

近接センサーが離れた扱いになったらメディアの再生を一時停止するKEYCODE_MEDIA_PAUSEを送る設定が欲しい。

終わりに

結局のところSamsung DeXでの運用が快適すぎてARとかMRなにそれ状態になってしまっているので、メーカーとしては面白くないと思ってるんじゃないかと存じますが、ハードウェアの数が出ればNebula対応アプリで儲かる筋ができてそっち側でも夢が広がっていくと思うので、大目に見てやってください。

次回は矯正レンズを使ってどうなるかみたいなのになると思います。

現場からは以上です。

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