まだ度入りのレンズを作ってないので付属のダミーレンズですが、しまえないようにできましたので原因を探っていきたいと思います。
はじめに
先日購入したXREAL Oneですが、ひとまず裸眼で使えているのでレンズフレームは買ったけど使ってない状態なのですが、巷ではインサートレンズを装着したらケースにしまえなくなったと評判のようです。
原因はXREAL Air / Air 2シリーズのインサートレンズより取り付けフレームの幅が広がったので標準のダミーレンズのままでの全幅が99mmから101mmに広がって、ツルに干渉しやすくなったからだと思われます。
One用レンズフレームのダミーレンズはAir用に比べて小さいので、Airのレンズを流用すると左右にはみだしてしまい、ツルが畳めなくなるものと推察されます。
また、XREAL Air以降の伝統でツルの角度を上下に調節できる機能があるためツルを下に調節してるとレンズに干渉しやすくなってます。
しまえない原因調査
レンズにツルが乗るような格好になってしまうと反対側のツルが途中までしか畳めなくなるのでケースにしまえなくなっちゃいました。
薄いダミーレンズでもこうなるので、度がキツくて厚いレンズだと影響も顕著になると思われます。
ツルを畳むときにレンズと干渉しないようにギュってするとレンズフレームがたわんでたためます。
フレームたわませるの如何なものかと思いますが、多少は動かすことを前提としているようなフシがあるので「そういうもんだ」という強い心が必要です。
インサートレンズ側は平気だと思いますが、レンズのフチでXREAL One本体のツルが削れちゃうのは好ましくないですね…
One用とAir用ダミーレンズの比較
XREAL Air付属レンズフレームのダミーレンズの上にXREAL One用レンズフレームのダミーレンズを重ねた様子。
フレームの幅が広いOne用のレンズがちっちゃいのが分かりますね。つまり、ネジ穴が合うからといって付け替えて使うのはあまり現実的ではなかったということです…
おしまいに
標準のダミーレンズですら気を使わないとツルが畳めないような設計が悪い。それはそう。
元々鼻の方でしか固定していないフレームなので、レンズ加工の際に干渉する角を削ったサイズにしてくれていれば大丈夫だったんじゃないかと。それでも度がキツくてレンズが厚い場合は問題が出そうなので、超薄型レンズで対応とか?大変そうですねえ…
XREAL Air用のレンズをネジ外して付け替えた場合は自己責任なので畳めないぐらいでガタガタ言うなヤスリで削れ!とは思いますが、XREAL One用に加工してもらったのに閉じられないのはいかがなものかと思うので眼鏡屋さんに連絡してみれば対応して貰えるのではないかと存じます。
今後改善されることを期待したい。改善した気配を感じたら作りに行こう!
現場からは以上です。