
速報です!XREAL OneシリーズとNintendo Switch 2(21.1.0)で対応確認済み!
はじめに
スマートフォンを充電しながら電気メガネを使うアダプター部門でHAGiBiS TPS01とMOKiN MOUC6101Bを神器と崇め続けた弊ブログですが、今日からはGuermok GM-77Gに乗り換えちゃうかもしれません。
スマートフォンを充電しながら電気メガネを使うアダプターとは
スマートフォンを充電しながら電気メガネを使うアダプターです。
通常スマートフォンはUSB Type-Cが1ポートしか無いので、XREAL Oneシリーズのような電気メガネを接続してしまうと有線接続で充電ができません。電気メガネは2~3Wh程度の電力を消費するので通常の用途よりもスマートフォンのバッテリーが速くなくなってしまいます。
そのため、充電と電気メガネを両立させるためのアダプターは必須と言えます。
メーカー公式ではRokid Hubから始まり、VITURE V1222、XREAL Hub、RayNeo USB-C to Glasses and Charging Adapterなど色々出てます。
XREAL HubはXREALの電気メガネの特徴であるUSBオーディオを自動的にDP音声モードに切り替えてくれるので便利なんですが20V対応していないのでROG Allyのような高電力消費端末では力不足などなど不満点もあり、Nintendo Switch 2など新しいアイテムへの対応も遅れがちなので社外品に救いを求めているのが現状です。
VITURE Proモバイルドックは公式商品で珍しくファームウェアアップデートでNintendo Switch 2に対応してえらい!でもバッテリーいらねえんだよなあ…みたいな。
Guermok GM-77G

紙袋のパッケージです。不思議。ファームウェア更新に対応と日本語で書かれていますが、ブランド公式サイトについての記述はありません…
ちなみにここです。GM-77Gを選んでください。
2025/12/10注文、2025/12/11到着で購入価格6,167円でした。
日本語マニュアル付き

多国語対応マニュアルで日本語の表記がありがたい。
とはいえ、設定とかは特にないので雷マークにUSB PD充電器を繋いでメガネマークに電気メガネを繋ぎ、生えてるUSB Type-Cをホスト(PCやスマホ、Nintendo Switch 2などの出力機器)に繋ぐだけなので特に役に立ちそうな情報はありません。ファームウェアアップデート方法も書かれてないし…
本体を前から後ろから


前面はUSB Type-C DP Alt出力が2個。SSロゴがありますがデータ通信は動かないものと思った方がたぶん精神衛生上よろしいかと。4K 60Hzと表記がありますが、マニュアルに記述がある通り4K 60Hzを2個同時出力はできません。実際にXREAL OneとXREAL One Proを接続して片方を32:9(3840×1080)にするともう片方は最大で21:9(2520×1080)まで。両方32:9に設定すると片方の出力が止ります。
後ろはデータ用のUSB Standard-AとUSB Power Delivery入力ポートがあります。生えてるUSB Type-CケーブルはHOST接続。
最大充電性能

100W充電器を接続したときの最大値。20V 4.25Aなので85W対応です。

映像出力のポートからの出力は5V 1.5Aの7.5W通知です。まあありがちですが、MOKiN MOUC6101Bが0.9Aだったのでやや強い。
Nintendo Switch 2(21.1)対応

届いたままGuermok GM-77Gのファームウェアアップデートを行わず動作確認を行いましたがXREAL Oneであっさり表示されました。もちろんPD充電器が必要です。Nintendo Switch 2に付属する純正の充電器をそのまま使うことができますし、15V3Aに対応したモバイルバッテリーでも使用できます。

本当に拍子抜けしちゃうぐらいあっさり使えます。
もちろん2画面同時出力対応

Guermok GM-77Gは2ポートDP Alt出力があるので、Nintendo Switch 2の場合は2画面ミラー出力が可能です。どちらもDP音声モードにしておけばどちらからも音が出るので二人で同じ画面を共有することが可能です。Nintendo Switch 2をスタンドモードにすればいいじゃない?それはそう。
PC対応
Windows PCでUSB Type-C DP Alt出力に対応していれば使えます。2画面出力の使用感はMOKiN MOUC6101Bと同じです。
Radeon 780M搭載のミニPCにあるUSB4から直接出力するとXREAL Oneシリーズの32:9モードで画面が出力されないんですが、Guermok GM-77Gを経由するとちゃんと表示されます。PC側からの認識が2.7Gbps 4レーンから5.4Gbps 2レーンになったのが原因かもしれませんし違うかもしれませんが、MOKiN MOUC6101Bでもそうですが「経由すればなんとかしてくれる(ことがある)」というのは互換性の問題に遭遇したときに心強いです。
いまどきのPCはDisplay PortのMST(Multi-Stream Transport)に対応しているので、拡張ディスプレイとして2台認識されます。MSTに対応していない場合は1台で認識されて出力がNintendo Switch 2接続時のようにミラーリングになります。
ミニPCで使用する場合はUSB PD充電器を接続しなくてもセルフパワーで動きます。
ASUS ROG Ally 30W Turboモード対応

ROG Allyからの誰何に対して0x0B05(Asus)と返答しています。先日のHiBLOKS AR Hub Gen2と同じで警告無しで30W Turboモードになれてます。
もちろんMSTに対応しているので拡張ディスプレイとして2台認識され、本体ディスプレイと合わせて3画面出力が可能です。
Galaxy S23 Ultra Samsung DeX
充電は9V 2.44Aまでなのでそんなに速くないです。
2画面同時出力対応なんですが、XREALの場合はUSBオーディオではうまくいかないので音声モードをDP音声モードに切り替えましょう。
MSTには対応していないのでミラー出力です。
1台接続の場合はUSBオーディオでも問題なく動作しますし、One UI 8にアップデートしてなんやかんや設定することで32:9モードでウルトラワイドスクリーンできます。
おしまいに
現状気軽にアマゾンジャパン合同会社で購入できて6,167円で2画面同時出力対応でMST対応してれば拡張ディスプレイで2台認識する上にNintendo Switch 2対応してるとか激ヤバです。
最大85Wじゃ足りないなあという方には向いてないですが、基本的にもうこれでゴールで良いんじゃない?って思います。
第一報はこれぐらいで。気がついたことがあったら書き足していきます。たぶん。
現場からは以上です。

























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