電気小物

Amazon Fire TV Stick HD(2026)はUSB Type-C給電だ!

Amazonのアソシエイトとして、8796.jp管理日誌は適格販売により収入を得ています。
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令和8年、ついにUSB Type-C給電に対応したFire TV Stickが登場しましたよ!

セールで30%オフ

書きかけで放置しているうちにセールが来ちゃったのでとりあえず出すことにしました…

6,980円で買ったのに…

はじめに

過去にAmazon Fire TV関連は色々使ってきました。

サンワサプライ 400-MA134-KBがNreal Air + FireTV Stick 4K Maxで最高に良い
HDMI変換アダプターを使用してNreal Airを有効活用するという縛りだとこれがおそらく最小構成で動画配信サービスを楽しめる組み合わせだと思います。Nreal Airのスピーカーから音も鳴る!
Nreal AirとFireTV Stick(第3世代)をコンパクトに使う話
基本的には前回と同じ話なんですが、FireTV Stick(第3世代)がセールでほんのり安かったので買ってコンパクトに使う方法を追求してみました。USB Type-CのL字ケーブルも短いのにしたので見た目も前回よりスッキリしてます。
Fire TV Cube(第3世代)はNreal Air向けのアプコンだったという話
Nreal Air+Nreal Adapter+Fire TV Cubeでメガドライブミニ22022年10月24日に公開されたベータ版ファームウェアでやっと一般的なフルHDディスプレイとして機能しつつあるNreal Airですが、現状フルHD(1080p)以外のフォーマットは受け付けないようなので720pしか出力できないミニ系ゲーム機などはそのままでは表示できないという問題があります。そこで、発売されたばかりのFire TV Cube(第3世代)に搭載されたアップコンバート機能を使ってフルHD以外をどうにか…

Stick系は給電端子が長らくUSB Micro-Bだったので、4K Maxを最後に「USB Type-Cになるまで買わない」と心に決めており、Vega OS版が出ても買わなかったんですがいよいよUSB Type-Cになっちゃったので買いました…

Fire TV Stick HD(2026)

2026年4月30日発売。販売価格は6,980円でした。

内容物は本体、リモコン、USB A-Cケーブル、取説。ACアダプターは同梱されていません。HDMIちょびっと延長ケーブルも同梱されてないのですが、クーポンが飛んできて追加購入(無料)できるようになってました。

ついに!USB Type-C!!USB 2.0だけど。これで市販の一般的なUSB Type-C Hubが使える!!と思ったんですが…(後述)

開発者向けサイトで公開されているスペックです。

Fire TV Stick HD (2026) デバイス仕様

公式サイトからの引用です。Mediatek MT8698D RAM 1GB。実はFire TV Stick 4K Selectと同じ気がする?Fire TV Stick 3rd(2020)とRAM 1GBは同じ。4K Maxなどは2GBです。

項目内容
通称Fire TV Stick HD (2026)
発売年2026年
OSのバージョンVega OS バージョン: OS 1.1
プロセッサ (SoC)Mediatek MT8698D
CPUCortex A55 (最大1.7GHz) x4
GPUARM G310 V2 (最大500MHz)
メモリ (RAM)1 GB x32 LPDDR4-3200
ストレージ8 GB
コネクター / ポートHDMI 2.1, USB-C 2.0
Wi-FiWi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax) 2.4GHz/5.0GHz
BluetoothBluetooth 5.3 および Bluetooth Low Energy
最大解像度1080p @ 60fps (HD画質)
HDRHDR10, HDR10+, HLG

ざっくり言うと、中身はエントリー向けのフルHDモデルです。USB Type-Cになったとはいえ、端子はUSB 2.0なので、映像出力や万能ドック的な使い方を期待するものではありません。

ビデオ・オーディオ形式

  • ビデオコーデック: AV1, H.265 (HEVC), H.264, H.263, VP8, VP9, MPEG-2, MPEG-4
  • オーディオコーデック: Dolby Atmos, Dolby Digital, Dolby Digital+, DTS, DTS-HD, AAC (各種), FLAC, MP3, Vorbis, PCM/WAVE, Opus
  • DRMサポート: PlayReady, WideVine, Fairplay

重量測定

スリムになったFire TV Stick HD(2026)は36.2gで、Fire TV Stick 3rd(2020)は33.7gです。細くなったのにちょっと重い。2.5gの差ですがなんか重く感じます。

使用感

どこまで行ってもFire TV Stickなので、Prime Videoなどの動画コンテンツを見るという点では、基本的には変わらないです。

今までのAndroidベースのFire OSからVega OSというものになったんですが、Prime Videoなど元々入ってるアプリは代わり映えしないのでOSの違いというのはあんまり意識することないかも。

ただ、起動は速くなった。ブートロゴからサウンドロゴが鳴り終わらないうちにホーム画面が表示されます。Fire OS版のFire TVはUSB充電器が付属していて常時通電・常時起動が基本だったらしく起動はとてもゆっくりでしたが、今回のFire TV Stick HD(2026)はテレビのUSBから給電して使う想定になったとのことで電源ONからとりあえずホーム画面表示までがめっちゃ速い。

起動してからもFire TV Stick 3rd(2020)に比べると操作のもたつきがだいぶ少ない。でもFire TV Stick HD(2026)はもったりしてないけどリフレッシュレートが低い感がありますね。

いままでのFire OSで存在したアプリがVega OS用に用意されているかというのは公式サイトで確認する必要があります。特に日本国内専用サービスは対応していないものもあるようなので、プリインストール以外のアプリを使う場合はご注意ください。

開発者ツールメニュー

System X-Rayへの入り方も今までのFire OSと同じでリモコンの選択ボタンを押しながら下ボタンを4秒ぐらい押して、パッと離してメニューボタンを押す。CPUやRAMの使用率が分かるんですが、Fire OSでは見れた再生中メディアのコーデックなどの詳細オプションはなくなってそう?ちょっと残念。

電気メガネとの接続性について

電気メガネとはいわゆるUSB Type-C接続のディスプレイグラスというかARグラスというかXREAL OneシリーズとかVITUREとかRayNeo Airシリーズのこと。

Fire TV Stick HDの映像出力はHDMIなのでUSB Type-Cに変換する必要があります。フルHD 60Hzなのでだいたいなんでも良いんですが間違えてUSB Type-CをHDMIに変換するアダプターを買わないようにご注意ください。

個人的なオススメはこれ。

もうLontium LT6711Aはおなかいっぱいという諸兄におそらく上位チップLT6711GXが載ってそうなHDMIをUSB Type-Cに変換するアダプター。ベースの消費電力はほんのり多そうだけどフルHDで使うと発熱は少ない印象。

Fire TV Stick HD(2026) → HDMIをUSB Type-Cに変換するアダプター → 電気メガネ

これで映ります。操作はリモコンから。音声は後述しますがUSBオーディオに対応していないのでXREALではDP音声モードに切り替えてください。

XREAL Oneシリーズではメガネ側で3DoF/6DoFに対応しているので空間にディスプレイを固定することが可能。また、メガネ側で2D映像を3D変換するREAL 3Dにも対応しているので面白い体験ができます。

なお、Fire TV Stick HD(2026)への給電とHDMIをUSB Type-Cに変換するアダプターへの給電が必要なのでケーブルの扱いがちょっと面倒になりますが、二股の給電ケーブルなどを使ってうまいこと工夫するのもよし、PD給電に対応したUSB Hubを使ってもよし。

VANGREE Van-08はDP Altに対応した小型USB Type-C Hubだった
USB Type-C DP Alt出力に対応して便利に使えたUSB Type-C Hubです。

なお、知る限り全ての電気メガネは24Hz入力に対応していないので、映画などの24fpsコンテンツをそのまま楽しむことはできません。

USB機器への対応について

なぜか手持ちにUSB Type-C関連機器がたくさんあるので色々試しましたが、おそらくUSB Host機能はかなり限定的です。今後のバージョンアップで対応する可能性はありますがいまのところ…

  • USB HIDであるキーボードやマウスは認識されませんでした。
  • USBメモリ(MSC)は外部ストレージとして認識されますが、アプリがない?
  • USB LAN(CDC)は認識されてWi-Fiより優先されるのでXREAL Oneシリーズで不具合が出たけどアップデートでなんか解消されたっぽい
  • USB Audio Class認識されない。XREALのUACでは音が出ない。
  • USB Type-C DP Alt出力はなかった(それはそう)

使えるのはUSB LANとUSBメモリだけでした。有線LANが優先されるのでXREAL OneシリーズをUSB Type-C Hub経由で接続する場合はXREAL Oneシリーズ側のOSDメニューのシリアルナンバー長押しで設定できるTCP/IPをオフにしましょう。USBオーディオが使えないのが残念。

XREALは音声をDPモードに変更してください。せっかくUSB Type-Cになったので普通のUSB Type-C Hubから給電しつつHDMIをUSB Type-Cに変換するアダプターにデータも流せるかと期待したんですが残念。

ソースコードの取得について

Vega OSはLinuxベースということで、ソースコードが公式サイトでダウンロード可能です。

おしまいに

給電ポートがUSB Type-Cになった以外は特に買う理由がないよなあという印象のまま… OSがガラガラポンになったから対応してない機能とかあるんだろうなあとは思ってましたが、USBオーディオ非対応は残念でした。

今回なんか発熱が多い気がします。SoCは直近のFire TV Stickとほぼ同じはずなのですが、小一時間動画を見てるとだいぶ熱い。突然再起動したのも熱暴走かもしれない?放熱の工夫はした方が良いかも。
あとバラしてないのでアンテナの位置は分かりませんが本体のロゴ面が金属で塞がれるとWi-FiやBluetoothのリモコンが使えなくなるので要注意です。今回はHDMIから直接生える想定なので向きによっては困ったことになりそう。

USB Type-C給電になっておよそ7千円。セールで4千円ぐらいになれば買ってもいいかもぐらいの印象でした。

ちなみに、純正有線LANアダプターも売ってました。2,780円。ちょっと高い。見た目も悪い。

現場からは以上です。

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