XREAL OneがバードバスユニットがXREAL Airと同じなんじゃないの?って思ったので実際に比べてみましたよ。
はじめに
XREAL OneはField of View(FoV)が公称50°となっています。ちょっと見た感じ手持ちのXREAL Airと同じバードバスユニットに見えるし、パネルもソニー製0.68型マイクロOLEDとなっていて同じです。
スペック盛ってるんじゃねえの?って思ったので調べてみましたという記録です。
せっかくなので手元ですぐ使える状態で置いてある8機種を比較してみました。
すべてロールカーテンから2メートル離れた位置から左下を基準点として測定しています。
結果
調査は地味で大変だったのに画像にしちゃうとほぼ出オチ!!!
ということで、実際にXREAL Oneの方がXREAL Air / Air 2より画面が大きい!!ということが分かりました。2m離れた場合に対角線がおよそ190cm=75型のテレビぐらいに見えます。
公称50°のXREAL Oneと公称52°のNreal Lightとだいたい同じぐらいに見えました。
Rokid Maxの公称50°は16:10の場合らしい。今回は1920×1080で表示したので見た目はXREAL Air / Air 2と同じぐらい。対角線180cm=70型ぐらい。
同じパネルとバードバスユニットを使っているRokid AirとVITURE Oneは対角線150cmぐらいで60型ぐらい。見比べてみるとずいぶん小さく見えますね。
今回用意した中では一番小さく見えるのがMOVERIO BT-40でした。バードバスじゃない独自の光学系と自社開発のOLEDパネルを使っているので見え方が全然違います。対角線135cmで53型ぐらい。
今回測定した電気メガネは全てフルHDなので、画面が小さい方がPixel Per Degree(PPD)の数字は大きくなり密度の高い映像が楽しめると言い張ることもできますが…たぶん画面がデカい方がいい…
おしまいに
同じパネルを使っているXREAL OneとXREAL Airの比較は興味深いものがありました。
XREAL Oneの50°は0DoFでは隅々まではっきり見えるかどうかギリギリか?どうか?って印象です。メガネ単体で3DoF対応したので攻めてきたなあって感じですね。
XREAL One Proの公称57°は3DoFありきで周辺はぼんやりしてても気にすんなって設計になってると思います。楽しそう。
空間ディスプレイとして電気メガネを使うことを考えた場合にはXREAL Oneが明確な最低ラインになってしまった2025年ですが、エアロバイクを漕いでる間の暇つぶしとして0DoFで動画視聴などをすることを目的にした場合は価格が下がってきたRokid MaxやXREAL Air / Air 2シリーズも良いと思います。
目的別に選べるぐらい選択肢が増えたのは良いことですね!
現場からは以上です。