XREAL OneとSamsung DeXでKindle本を読もう

また画像で出オチなんですが、Samsung DeXでKindle使う場合はGalaxy StoreからKindleアプリをインストールしましょうという話です。

XREAL

はじめに

久しぶりにSamsung DeXでKindleアプリを起動しようとしたら動いたり動かなかったりしたので調査したらGoogle Playストア版とGalaxy Store版で挙動が違うんだということを思い出したので忘れる前にまとめておこうと思います。

XREAL Oneは2025年1月に発売されたUSB Type-C接続ディスプレイ(弊ブログでの呼称は「電気メガネ」)。従来のXREAL Air / Air 2シリーズと違いメガネ単品で空間に画面を固定することができるのが最大の売り。

1メートル先の壁に36.7型のディスプレイが見える。2メートル先なら73.4型。寝ながら天井を見たら90型ぐらいに見える。

出力機器側に追加のアプリをインストールする必要なく画面を拡大し空間に固定することで頭を動かすこと(頭部運動)で文字を読みやすくなってます。

先日来繰り返し申しておりますが、視野全体の中で文字が読める「中心視」はとても狭いので、頭部運動を用いて物理的にそっちを向いて読めるというのは読書体験には必須です。ある程度眼球運動だけでもカバーできますがすぐ疲れちゃうからね。

Samsung DeXはGalaxy S8(2017年)以降の上位機種に搭載されているデスクトップ環境。USB Type-Cでディスプレイと接続し、スマートフォンの画面とは別にキーボードやらマウスなどを使ってパソコンみたいに使えますよという機能。

Androidアプリをウィンドウ表示して複数起動することが可能になってます。

簡易的にスマートフォンをタッチパッドとして操作することもできます。外部ディスプレイに映像を出力しながら電源ボタンでスマートフォンの画面を消灯できるのが強い。

USB Type-C接続ディスプレイであるところの電気メガネを使用することでメガネ側でSamsung DeXを表示して動画を再生しながらスマートフォン側で別にTwitterアプリをしようするなど1台でマルチタスクが可能になってます。

何度も言うけど画面を消灯＝タッチパネルオフにできるのでポケットにしまっても誤作動しないというのが強い。もちろん画面を消灯すると消費電力が減るのも効果的です。

アマゾンジャパン合同会社で販売しているKindle本・マンガを読むためのアプリケーション。

Android版は通常Googleが運営しているPlayストアからインストールします。

Galaxyには専用のアプリストアがあり、そちらでも配布されています。

基本的には同じアプリなんですが、配信プラットフォームの制限により機能に制限がありますというのが冒頭の画像です。

Google PlayストアからインストールしたアプリはSamsung DeXで起動できませんので、Galaxy Storeからインストールしたアプリを使用しましょう。

なんと！Googleの制限でアプリからKindle本を購入できなくなっているGoogle Playストア版と違い、直接Kindle本を購入ことができるので、Samsung DeXで使わない場合でも便利！！

撮影の都合上空間に画面を固定した状態ではなく単純な全画面表示です。

画面サイズを拡大して空間に固定することで、読みたい場所に顔を物理的に向けることで視野の中で文字を読むことができる中心視を合わせることができます。XREAL One以前ではなし得なかった端の方の文字を明瞭に読める！！

レイアウト→ページの色で「黒」にすると空間に文字が浮いて見えるのでオススメです。

ただし、Kindleアプリは文字サイズを最小にしたり色々頑張ってもここまでしか文字が小さくできないのでちょっと物足りない…

権利的にクリアなマンガが思いつかなかったのでスクリーンショットはないですが、マンガはでっかく見開きで表示できるので右上から左下までちゃんと読めます。

ボリュームボタンをページめくりに設定するととても便利。

見開きで本を読むことに関してAmazon KindleアプリよりGoogle Playブックスの方がはるかに良くできてます。

文字サイズも小さくできるしページめくりもちゃんと本みたいになります(Kindleアプリは本じゃなくて紙束をめくるエフェクト)

文字が小さくできると一度に表示できる文章が多くなるので画面拡大して空間固定した時に読みやすくなります。

文字を表示することに関してはKindleアプリよりPlayブックスアプリの方が優れてるので結局Kindleアプリ使ってない…

現場からは以上です。