今回はXREAL Eye関連を前面に押し出したアップデートのようです。予約注文した分がまだ出荷されてないので確認はできませんが…
なお、今回からXREAL One Pro用と同時リリースでベース以外は同じファイルになったようですよ！
はじめに
2025年5月26日付で新しいファームウェアが公開されていました。
実は途中15.1.02.413_20250421も出てたんですが、変更点がよく分からなかったのでスルーしてます。なんだったんでしょうね。
今回もスマートフォンのカメラでXREAL Oneの画面撮影をうまいことできるアタッチメントを使用して実機で撮影したとは思えないような画面写真になっております。
15.1.02.447_20250522
フルネームは15.1.02.447_20250522_15.A.00.069_20241211_1.5.0.20250522150309です。
前回からの変更はこんな感じ
- MCU 15.1.02.393_20250411 → 15.1.02.447_20250522
- DSP 15.A.00.069_20241211
- PILOT 1.4.0.20250411171827 → 1.5.0.20250522150309
リリースノートに記載されている内容は以下の通り
6 DoF Spatial Anchor
- When simply plugged into XREAL Eye, you can enable the Spatial Anchor feature to achieve a stable and immersive Spatial Screen experience. Just go to the “Spatial Screen” tab (first tab) in the menu and turn on Spatial Anchor switch to activate it.
Photo and Video Capture with XREAL Eye
- When connected to XREAL Eye, photo and video capture are supported. On first connection, tap the shortcut button on the upper side of the glasses’ temple to take a photo, or press and hold it to start recording. Capture-related parameters and button settings can be configured in the “Shortcuts” tab.
Mixed Reality Recording with XREAL Eye
- When connected to XREAL Eye, mixed reality recording is supported in Beam Pro. Once connected, using the photo or video functions in Beam Pro will simultaneously record both the virtual and real-world environments.
Spatial Display Adjustment Optimization
- Transition animations have been added when adjusting screen size and distance, providing a smoother and more natural experience.
Menu Structure Optimization
- Optimized the OSD menu structure by splitting frequently used features from the “Display” tab into two separate tabs: “Spatial Display” and “Display.”
ざっくりと、XREAL Eyeを繋げば6DoF対応するよ、ショートカットキーに設定すると写真と動画が撮れるよ、XREAL Eyeを繋いだ状態でXREAL Beam Proと繋ぐと画面とカメラ画像を合成できるよ(2020年頃にNreal LightとNebulaでもできたアレ)、メニューの構成を見直したよってところですね。
ほぼほぼXREAL Eyeに関わる改変ですね。
なお、EDIDに変更はありませんでした。
弊ブログ独自の調査と研究によると、今回XREAL OneとXREAL One ProのファームウェアがDSP以外同一ファイルでした。ファイル名だけではなくチェックサムも一致しているので完全一致です。同一ソースコードで開発しているということになるので、One Proが出たからOneの更新が滞るという心配がなくなりユーザーとしては一安心ですね。
OSDメニュー内容の変更
ショートカットキー
以前見たような気がする設定がショートカットキーメニューに追加されていました。
「XREAL Eyeが接続されていません。」表記も変化無しです。なお、現時点でjpサイト以外はまだ「Coming soon」です。
空間スクリーン
元々「表示」だったメニューの中でよく使われる項目を「空間スクリーン」にしたそうです。
瞳孔間距離が「空間スクリーン」？って疑問もありますが、数合わせ？
以前から3D表示モードとか「閉じる」も違和感があります。選択した値を表示する場所なので、選択してないときは何も表示しなくていいんじゃないかな？って思います。
表示
旧「表示」から追い出された2軍。本来的な表示設定が集められたと思えばそんなもんかもしれません。
おしまいに
なんとなくXボタンのダブルクリック判定の間隔が変わった気がします？ほんのちょっとゆっくりダブルクリックすると固定→追従のモード切り替えが発動した後にメニューが表示されます。前からそうだったかなあ…
結局XREAL Eyeを繋いでなくてもショートカットキーで「写真を撮る」「ビデオ」が表示されるのは仕様なんですね。繋ぐたびに設定変更が必要になるよりはいいのか。なんか釈然としませんが。
まあいいや。とりあえず予約したXREAL Eyeがまだ届いてないのでこれ以上のことは分かりません！
現場からは以上です。