電気メガネ

VITURE Oneメガネとモバイルドックなどが届いた話

Amazonのアソシエイトとして、8796.jp管理日誌は適格販売により収入を得ています。

2022年4月にKickstarterでバックしたVITURE Oneという光学シースルー型HMDとその周辺機器が届きました。
予定では2022年10月頃の出荷予定だったんですが、COVID-19とか?春節とか?で半年延びての到着です。なおセットでバックしたネックバンドは生産遅れのためメガネとモバイルドックを先行出荷したという経緯があるのでVITURE One全体としての評価はまだできませんが、取り急ぎ速報的な感じ。

追加情報は随時ここから飛べるようにしておきます

はじめに。VITURE Oneとは

繰り返しになりますが、2022年4月からKickstarterでキャンペーンが開始された光学シースルー型HMD(以下「メガネ」)とAndroidTV端末であるところのネックバンド、バッテリー搭載HDMIをUSB Type-Cに変換するアダプターであるところのモバイルドックの三位一体プロダクトです。

対抗機種であるNrealのラインナップで例えるとNreal Airがメガネ。Nreal Adapterがモバイルドック。Nreal Streaming Boxがネックバンドみたいな感じ。

Kickstarterでバックしたときに当時の情報で色々書いてたのがこちら。

メガネ

箱。おしゃれ。

メガネケース。おしゃれ。
他の色を見たことないのでわかんないですがたぶん「マットインディゴ」なので青っぽいケースなんだと思います。おしゃれ。

メガネケース開けたところ。ケーブル収納スペースのフタにも磁石ついてる。おしゃれ。

ノーズパッドとコネクターに毛が挟まらないようにするシリコーンのカバー。おしゃれ。

メガネ。おしゃれ
サングラス部分は電気的に濃淡が変えられる。おしゃれ。
段階的じゃ無くてオンオフだったけど。透過率上げても思ったより暗いけど。透過率下げても思ったより明るいけど。

視力にあわせて度数調整ができます。なんとなくくるくる回してよく見えそうな位置に合わせる感じです。極度の近視とか激しい乱視は対応できないので別売りのレンズフレームで対応。
コネクターはポゴピン。専用だよ。専用!!クソが!!!

専用のケーブル。太さや柔らかさは先日お知らせしたダイソーの5Aケーブルと似た感じですが、ピンが20本あるので作るの大変そうです。
ちなみに110cmほどなので、Nreal Airのケーブルより15cmほど短いです。

磁力でパチッとつけられる方向が決まってます。耳の近くでつけると毛を挟みそうなので、くっつけてからメガネをかけた方がいいかも?磁力の意味…
毛髪が無い方はかけてからパチッでも安全です。

モバイルドック

箱。おしゃれ。

Kickstarterでの募集時には給電用のUSB Standard-Aがあったんですが、製品になったらなくなってました。FireTV Stickとか使う時にUSB Type-CをmicroUSBに変換するケーブルが別途必要になるのが残念。モバイルバッテリー扱いを避けるためとかそういう思惑があるんですかね?

そう。13000mAhの電池が内蔵されてるけどモバイルバッテリーではないのでウラにPSEマークはありません。あくまでも情報機器にバッテリーが搭載されてるだけという話。

メガネマークが2個あるとおり、USB Type-C DP Alt出力を分配できる!!1個VITURE Oneメガネでもう1個はNreal Airいけるか?って思ったらVITURE Oneメガネ以外は映像出力してくれないようです。これもKickstarterのキャンペーン時の情報と違う…まあクラウドファンディングだしそんなもんか。

VITURE Oneモバイルドックの大きな売りのひとつにNintendo SwitchとUSB Type-Cで直結することでTVモードで使えるというのがあります。

それぞれが軽いとはいえ、まとめると1kg近いのでこれは普通にNintendo Switchだけで遊んだ方がよくねえか?と思わなくもないです。

動作確認

VITURE Oneメガネとモバイルドックにメガドライブミニ2をHDMIで接続するとこんな感じ。音は鳴りますメガネが1080pしか対応していないので表示が面白いことになってます。

適切にアプコンをして1080pにしてあげるとちゃんと映ります。音が聞こえる。素晴らしい。

ボリューム変更をするために左のツルにある小さなボタンをダブルクリックして音量調節モードに変更するんですが押しにくいなこれ。
明るさ調整モードに変更するときもまたダブルクリックするので結構頻繁に押すから最初にここが壊れそうな印象。
ちなみにシングルクリックでサングラスの色の濃淡が変わって、長押しすると3Dモードになります。

接続はこんな感じでVITURE OneモバイルドックからUSB Type-C→microUSB*2ケーブルを使ってメガドライブミニ2とmClassicに給電してます。

外出先でメガドライブミニ2をしたい方にはオススメのセットになり…ます?やる?

おまけ

おまけでNreal Air(左)のソニー製マイクロOLED ECX343E(0.68型)とVITURE Oneメガネ(右)のSeeYa Technology製0.49″ OLEDoSの比較です。VITURE Oneメガネの光学ユニットはまるごとSeeYaみたいですね。比べると大きさが歴然です。

画面のサイズ、明るさや色の派手さはNreal Airに軍配が上がります。ただ、フルスクリーンで動画鑑賞をする場合には視野にいい感じにおさまるのはVITURE Oneメガネの方なので用途によって評価が変わりそうです。

おしまいに

メガネの仕様とか語ることはまだありそうですが、疲れたので今回はここまで。

Kickstarterキャンペーン中の質疑応答で色々夢のあることを言ってハードルを上げてたわりに出てきたモノは「まあこんなもんか」って感じなので期待が1年熟成しちゃうのもマーケティング的にはあまりよくなかったかもしれません。
ただ、何年経っても形になって届けば御の字と思われがちなKickstarterキャンペーンの中では半年遅れ程度でちゃんとした商品レベルで届いたのは偉大な業績です。
今後継続的にアップデートを重ねてよりよい商品に育ってくれるといいですね。

あとはネックバンドとの組み合わせでどれだけ化けるかですね!

現場からは以上です。

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