簡潔にNreal AirとVITURE Oneメガネ通常モードの比較をします。
今後のアップデートで変更がされた場合などこれと比較したりする予定です。
通常モード
3Dモードではない左右のディスプレイどちらも同じ画像が表示されるモードです。
product codeもserial numberも同一です。同じメーカーのチップ(Lontium LT7911D)のサンプルコードの値をそのまま使ってるって事なんでしょうかね。
manufacturerのMRGはNrealが登録してるPNP IDなんですが、CVTは2023/04/23現在登録のない野良コードのようです。
Maximum image sizeも5.5型の画面サイズになってるので、motorola edge 30 proでは見にくいサイズになります。
大きな特徴としてはVITURE OneメガネはDisplayPort音声を本体スピーカーで慣らすことができるのでEDIDにもその情報が追加されています。
このおかげでHDMI変換してFire TV Cube(第3世代)で使う時にとても楽にHDMI入力を使うことができます。
色設定はiPadでNreal Airの画面が赤すぎる問題対応で変更される前と同じです。
ほぼほぼNreal AirとVITURE Oneメガネの値が一致します。全部シリアル番号変えろとまでは言いませんがもうちょっと作り込みどうにかならんか?
3Dモード
Nreal Airの3Dモードは出荷当初のPixel clock 150MHzをベースとしてそれを横に倍にした状態になっているようです。VITURE Oneメガネは一般的な148.5MHzを横に倍にした状態です。
どちらも3840×1080というあまり一般的ではない解像度なのでなんにせよ互換性に問題は出がちなんですが、Nreal AirはHDMI変換でより問題が出やすいという印象です。
おしまいに
EDIDを見ることでVITURE OneメガネがKickstarterで回答していた24pなどには対応していないということが分かります。やはりKickstarterで出荷前に言っていたことはおおむね嘘なんだなあとしみじみ実感できました。
今後バージョンアップで変わった点など振り返るときにあると便利かなぐらいのただの記録でした。
現場からは以上です。