キーひとつでCtrl+Alt+Delみたいなのができるようになる「プログラマブルキー」です。Breezy GNOMEで画面の再配置をする時に複数キーを組み合わせるのが大変だったので購入。世界が変わるぞ!
はじめに
会社名はサンワサプライ株式会社で販売サイトはサンワダイレクト。購入時の価格は3,480円でした。
Shenzhen RDING TECH CO ., LIMITED(PCsensor)という中国メーカーのOEM品のようですね。
400-SKB075
接続はUSB Type-Cで付属品としてUSB A-Cケーブルがついてます。なぜか2個ポートがありますが「好きな方を使え」ということです。
もちろんUSB Type-CなのでノートPCで使う場合などは付属品ではなく短いケーブルを使うと便が良いです。
謎のスイッチやボタンがついてますがLEDの色が変わるとかでしか使わないので無視していいです。「connect」ボタンは全く使い道が無いですし、ON/OFFスイッチはLEDを光らせるかどうかなのでOFFでも使用に支障はありません。「S」のボタンはLEDの色が変わります…
使い方は単純にUSBケーブルで繋いでキーを押せばアプリで設定した値が送られるだけです。工場出荷時には左からA,B,Cが割り振られいているので、一番左を押せば「A」が入力されます。
そんだけ。そんだけなんですが、アプリで設定したキーをキーボード側で憶えてくれるのでアプリが入ってないLinuxなどに接続しても設定したキー設定が反映されるので用途によってはとても便利な物品です。
設定はWindows用ツールで
サンワダイレクトの商品ページから「専用ドライバー(Windows専用)ダウンロードはこちら」というリンクからどうにかこうにかダウンロードしてセットアップするとこんな画面のアプリが開きます。
OEM元のPCsensor MK321Uにもアイコンも同じ同様のツールがあるんですが、USB IDで判別しているのかサンワダイレクト版はSANWAアプリじゃないと認識されなくて設定できないのでご注意ください。
指がたくさん必要になるようなキーの組み合わせでも設定してしまえばボタンひとつで済むというワケです。
出力モードの「一次」「継続」というのが意味分かりませんが、「一次」は押したときに1回、「継続」は押している間に繰り返し発動するということみたいです。
前述の通り、このアプリで設定を保存しておけば設定したキー設定をキーボード側が憶えてくれているのでアプリが対応していないLinuxに接続してもそのまま使えるのがいいところです。
文字列憶えさせることもできるので一発でパスワード入力とかもできますね!
Breezy GNOMEとの組み合わせがとても良い
先日XREAL AirなどでGNOMEを3DoF化できるBreezy GNOMEについてお知らせしました。
画面を再配置するためのキーボードショートカットなどが用意されているんですが、サングラスを装着して手元が見えにくい状態でCtrl+Win+Zとか押すのがなかなか難しいという状況が発生します。
その際にこれを使えばキーひとつで再配置やズームができるのでとても便利。ほんと便利なので是非試して!
裏の保護シートは剥がそう
このソールなんというかキーボードの滑り止めと言うよりマウスの滑りを良くするような質感で落ち着かないなあと思ってたんですが…
薄皮が剥がせた。
ちゃんと机に置いて滑らなくなるので忘れずに剥がしましょうね!
キーの交換ができるぞ!
引っ張ったら抜けるので青軸がカチャカチャうるさいなあって人は赤軸に交換しても良いかもしれませんね!
おしまいに
商品の箱にMK321Uと並んでMK321BTとMK321Proというのが載っているんですが、個人的にはBluetooth接続のヤツを技適取って売って欲しいなあと存じます。
Chuwi MiniBook X N100はUSB Type-Cが2個しか無いのでなるべく有線で埋めたくないから頼むでしかし!
アマゾンジャパン合同会社でMK321BTを検索するといろいろ出てくるんだけどどう考えても技適マークないしFCC IDなんかもなさそうなのでご注意くださいね!
フットペダルで同じようなこともできるんですが、やっぱり有線。しかもUSB Standard-Aで謎にコネクタがデカい。
最後に品番の400-SKB075なんですが、400はともかくSKB075が憶えにくい人は「スケベオナゴ」と憶えてくださいね!
現場からは以上です。