USB Type-Cが1ポートしか無いスマートフォンを充電しながら電気メガネを使える便利なアダプターの中で個人的にもっとも好きな商品がアマゾンジャパン合同会社で普通に買えるようになっていました。
在庫がない場合は日本公式通販サイトで販売されているのでそちらでも。
はじめに
Rokid Max/XREAL Air/VITURE Oneなどに代表されるUSB Type-C接続の電気メガネ(ハンズフリーディスプレイ)はスマートフォンと接続して使うと便利なように作られております。
電気メガネ側に電源入力がないため電力は全てスマートフォン側のUSB Type-Cから供給されるのですが、通常スマートフォン側にもUSB Type-Cが1ポートしか無いので電気メガネを使用すると基本的に充電できないから連続使用時間が限られてしまいます。
また、ROG AllyのようなハンドヘルドPCなどでもUSB Type-Cが1個で充電とその他を賄わなければならないことがあり、スマートフォンよりも消費電力が多いため充電しながら電気メガネを使えるアダプターの重要性は高まります。
似たような商品に「充電しながらUSB Type-C接続のイヤホンが使えるアダプター」がありますが、あれは信号線がUSB 2.0の結線しかされていないので電気メガネでは使えませんのでご注意ください。
また、ディスプレイ側に給電するためのケーブルもありますがあくまでもディスプレイに5V給電するためだけのケーブルなのでスマートフォン側の充電はできませんのでご注意ください。
スマートフォンを充電しながら電気メガネが使えるアダプターとしては他にRealMagic Gaming DockとかRokid Maxなどありますが昨今入手性が悪くなっております。安価な商品としてAliExpressで入手できるアダプターもありますが、海外通販はなかなか人に勧めにくいためこのたびの国内正規販売店によるアマゾンジャパン合同会社での販売は大変喜ばしいことと存じます。
VITURE One USB-C TO GLASSES AND CHARGING ATAPTER(V1222)とは
VITURE OneというXR GLASSESを自称する電気メガネと周辺機器のシリーズのアクセサリーです。
「スマートフォンを充電しながら電気メガネを使えるアダプター」以上の説明が思いつかない…
スマートフォンを充電しながら使うには別途電源としてUSB PD対応の充電器やモバイルバッテリーが必要になります。
端子部分が銀色っぽいのが特徴です。
USB Type-Cオス側をスマートフォンなどの出力機器側に接続し、左にUSB Power Delivery対応電源を接続、右側に電気メガネを接続します。
こちらで試した限り、VITURE Oneメガネは言うに及ばずRokid Maxも正常動作、XREAL Air 2をAndroid版Nebulaで正常に使用でき、さらにUSB 3.0カメラが鬼門になりがちなNreal LightもAndroid版Nebulaで6DoF動作が確認できました。
バッテリー残量を気にしなくてよくなるというのは精神衛生上とても良いので1個あると良いと思います。
仕様は45Wだけど100W対応
以前から持っている個体はKickstarterで支援した時の初期ロットなので、市販品になって仕様が変わってたら困るなあと思い改めて調べましたが以前調べたときと同様に20V5Aまで対応してました。
Nintendo Switch対応で15Vだけ2.6Aなのも変わりません。
本来充電器側から受けた電力でアダプター自身と電気メガネにも給電して2Wぐらいは使い込んでるのにスマートフォン側にそのまま通知するのもどうかとも思うんですが、ROG Allyなど20V5A通知がないとフルパワー出してくれない機器もあるので嘘も方便と言ったところでしょう。
Nintendo Switch直結対応
Nintendo Switchとは15V2.6A以上のACアダプターを使用することで別途ドックやHDMIをUSB Type-Cに変換するアダプターを使用せず直接電気メガネを接続できます。
接続がシンプルになるので携行するときも荷物が減って良いです。そこ!携行するなら普通に手持ちで遊べばいいのではって思っても言わない!!!
なお、Rokid MaxやVITURE OneメガネはそのままでOKですが、XREAL Air系は接続するたびにDisplayPort音声モードに切り替えないと音が出ませんのでご注意ください。
おしまいに
追記:2023/12/27 Proが日本でも売られてたので買いました
とにかく、電気メガネをちゃんと使うならいつか必ず役に立つ商品ですので適正価格で買えるうちにぜひ買いましょう!買うんだ!今すぐ!!!
現場からは以上です。