Xperia 2011年シリーズのコードネームと製品名一覧
単純におぼえがきです。カーネルビルドする時にどれがなにやら分からないもんで…
ココナッツがなんだかよく分からないけど多分 WT19 ?
- akane = Xperia acro (IS11S)
- anzu = Xperia arc (LT15,SO-01C)
- ayame = Xperia arc S (LT18)
- azusa = Xperia acro (SO-02C)
- coconut = Live with Walkman (WT19) ?
- haida = Xperia Neo V (MT11)
- hallon = Xperia Neo (MT15)
- iyokan = Xperia Pro (MK16)
- mango = Xperia mini pro (SK17)
- mogami = 2011シリーズ全体
- satsuma = Xperia active (ST17)
- smultron = Xperia mini (ST15)
- urushi = Xperia ray (ST18,SO-03C)
- zeus = Xperia Play (R800,SO-01D)
S51SE 用にコードネームが新設されている様子はないので smultron でええのんけ?
XPERIA(Mogami)のbootloaderを無料でUnlockするツールが出てた
Mogami っていうのは今年の XPERIA のシリーズ名でして、arc, neo, mini, mini pro, ray, acro とかとか基本的に中身一緒で液晶とかカメラとか周辺パーツが違うだけなのでカーネルとかほぼ一緒なんです。acro だけ赤外線とか FeliCa とか付いてて特別変態だけど基本は一緒。
なんだよ元々ソニエリ公式でアンロックしても無料じゃねーかよ?って思ってる貴兄!
公式アンロックではDRMが消失します。リロックしても帰って来ません。
DRM が消失すると TrackID みたいに動かなくなるアプリがあります。
そこで SETool とか Omnius for SE を使って testpoint つんつん技法を駆使するわけですが有料なんですよね。
そこでこれ SETool のサブセット版らしいです?
Unlocking 2011 XPERIAs’ Bootloader without losing DRM – xda-developers
このために SETool3 BOX とか買ったヤツ m9(^Д^)プギャー
まだ25クレジット残ったまんまだよw
手順は電源切って電池抜いて testpoint を GND に落としつつ USB で PC と繋いで付属のドライバー指定して…みたいな SETool とほぼ一緒ですが専用ツールなので選択肢がなくてラクチンなようです。
例によって testpoint をつんつんする必要があるわけですが機種によって場所が違ったりバッテリーを入れないといけなかったりするのでご注意を。
なお bootloader のアンロックはできるけど SIM ロックは解除できないのでこれやっても docomo 版 arc に SBM の SIM を入れてもダメですよ!ってことらしい。
これから解除する人はこっち使えばいいんじゃないかな?かな?
公式アンロックと比較してメリットをまとめると…
- DRM が消失しない
- アンロック時にデータが初期化されない
- アンロックしたままの状態で SEUS を使ってアップデートできる
SETool とか Omnius for SE と比較してメリットは…
- 無料(でもSIMロックは解除できない)
どっちにしろメーカーやキャリアのサポートは諦めてくださいね?
つまり、公式アンロックはオワコン
[電話] XPERIA Mini Pro SK17i kernel build
完全に自分用の覚書なのであんまり他人様が分かるようには書いてません。あしからず。
公式カーネルのビルド方法
How to build a Linux kernel and flash it to the phone — Developer World
ファイルは適宜最新のものをダウンロードしてきて使います。
SK17i の場合は mango なのでこんな感じで。黄色い部分が環境によって違うので変えてくださいね!
- ARCH=arm make semc_mango_defconfig
- ARCH=arm CROSS_COMPILE=/opt/arm-2010q1/bin/arm-none-eabi- make
基本はこんだけ!
実に簡単に zImage が ./kernel/arch/arm/boot/zImage にできます。素ビルド簡単すぎワロタ
あとは menuconfig で適宜に設定変えて使いたい機能を有効にするとかでいいんじゃないすか?
- ARCH=arm make menuconfig
あとはオーバークロックに関しては arc と CPU とか一緒なので↓から丸パクリさせて頂きます。置き換えるときは日付に注意。古いと再ビルド時に困ります。
[KERNEL][OC] Arc Stock O-C Kernel 1.86GHz For 3.0.1.A.0.145 & 1.65Ghz For 4.0.A.2.368 – xda-deve
さて、ここからが問題。
[電話] XPERIA Mini Pro SK17i Overclocked!!
カーネルを書き換えることでクロックアップが可能になりました。
上限 1651 MHz でぐりぐり動きます。
記念なので AnTuTu の SK17i で1位を取っておきましたよw
ざっくりと以下の acpuclock-7×30.c を置き換えてカーネルをビルドしただけです。
xda-developers – View Single Post – [KERNEL][OC] Arc Stock O-C Kernel 1.86GHz For 3.0.1.A.0.145
おまけで ramdisk.img を弄って ro.secure=0 にしてますので system.img 入れ替えなくても rooted ですよ。ホント危険w
Wi-Fi が安定しないのとかイマイチなので出荷状態にすぐ戻しましたとさ。
Wi-Fiの調子が悪いような気がしたのはうちの DHCP が腐ってたからでしたとさ。オーバークロックカーネルのままでカメラもラジオも快調です。
カーネルのビルド方法とかはまた追々ー
[電話] XPERIA Mini Pro SK17i 4.0.A.2.368更新
アップデートが来ました。
うちのは SK17i_1250-0889 な中国語キーボード版ですが、英語キーボードの SK17i_1249-8062 はアップデートが来ているということなので build.prop を書き換えて SEUS でゴー!
左が 1250-0889 に入っていた初期バージョン 右が今回入れた 1249-8062 のアップデートです
4.0.A.2.335 から 4.0.A.2.368 にアップデートされてます。
そもそもベースのカスタマイズが違うので直接比較がしにくいんですが、 sensors.confで設定値がプラスマイナス間違ってましたみたいな変更が入ってたり香港版ではカメラのシャッター音が強制になってたのがインドネシア版では強制じゃなかったり、香港版よりゴミアプリが増えてたり、キーがcn-hkからenになってるけど中身は変わらなかったり
app と framework はほぼすべてのファイルで変更されていたのでまた今度
rootの手法は初回と同じです。
例によって system.img に su 突っ込んだのを fastboot で書き込むだけです。
bootloader unlock すると SEUS でアップデートファイルが取得できないし、データは初期化されちゃう。lock のままだと system.img 書き込めないし。
めんどくさいぐぬぬぬ。
おまけ
はじめから入ってるゴミアプリのうち、customizaion から初期化時にインストールされる奴は消せます右上にバツが付いてるのをタッチするとアンインストール画面になります。
system と data で二重にメモリを使ってるので個人的にはどうかなーって思いますが、ファクトリーリセットしたら戻せるというのは良いような、どっちにしろ SEUS 使えば戻るからどうでもいいn