» 2009 » 6月のブログ記事
8796.jp管理人から『ブログ見てると俺は猫さらっただけのわるものにしか見えない』という苦情が入ったので、本日はおっさんとねこさんのお話です。
8796.jp管理人は、今まで猫と暮らしたことがありません。
猫との暮らしにあこがれつつも、機会に恵まれず、知る人ぞ知る「某うp板」で猫画像を見てはハアハアする暮らしをおくっていました。
そんなおっさんが、ついに念願の猫とふたり暮らし!
はなくろさんが家に来て4日目にはリモートコントロール付きwebカメラを買ったり
10日目にはキャットタワー発注したり、ねこおもちゃを死ぬほど買ったりしました。
『ねこが待ってるから寄り道しないで帰る』
『ねこがいるから飲み会いくのやめる』
『ねこがいるからかいしゃいくのやめry』
などのセリフを吐くようにもなり、
『きょう うんち ゆるかったにゃ』という親ばかなメールを送ってくるようにもなりました。。。
そんな感じで、てんでメロメロになったわけです。
はなくろさんもおっさんのことが大好きで、帰ってくると速効お迎えに玄関まででています。
これは、鍵の開く音を聞いて飛び起きたところ。
おっさんとねこさんは、もちろん今でもラブラブです。
こんなかんじでくっついてよく寝ています。
ちょっと妬けるのでした。
今日はとても暗い話です。読みたくない方はこのまま閉じてください。
かつてとても大事にしていた猫を事故で死なせてしまったことがあります。
室内飼いがどんなに猫にとって大事なのか、わかっているつもりでちっともわかっていなかった。
結局、車にはねられて死なせてしまった。
その前にも、猫を外に出している時に死なせてしまっています。
近所の猫にかまれて死んだのか(近所にはボス猫がいて、たまに猫同士のケンカをみていました)、同じように車にはねられてしまったのか、それともなにかの病気だったのか、はっきり原因は分かりません。
その時にちゃんとしていれば、無駄な死を招くことはなかった。
事故で死んだ猫は、私と母とで人工哺乳で育てた猫で、いわば私の子供でした。
私は馬鹿だから、それほどまでに大事にしていた猫を死なせなければ、室内飼いの重要性には気付かなかったのです。
あれから、新しく猫を飼うのはもうやめようと心に誓いました。
自分には、動物を幸せにする資格がない。
そして、あの子以上に愛することのできる猫はもう、現れないだろう。
あの子以上に愛することのできる猫をつくることは、あの子への冒涜だ。
そう感じていたからです。
けれど、結局私はあたしい猫と一緒に暮らしている。
今度こそ、ありえない程長生きさせようと思っています。
そうは思っていても、今でもいろいろ迷うことがあります。本当はやめるべきではなかったのか等々。
あの時、なきがらをかかえて、苦しみに歪んだ顔を見たとき、なぜだかわからないけれど突然笑いそうになったことを今でも思い出します。
笑っていたら、楽になれたんだろうかと、今でも思うのです。
外飼いしている猫をみると、あの時のことを思い出して、胸がきゅうっとなります。
皆、事情があってのことだとは思う。
思うけれど、本当は、すべての猫は室内で飼うのが当たり前、そういう世の中になってほしいと願っています。
はなくろさんのうまれてはじめてのお風呂だった。
わけがわからないまま、はなくろさんはずぶにれになり、体中あわだらけになり、多少のノミを失い、呆然として部屋に戻ってきた。
はなくろさんは呆然としつつも毛づくろいを続けたが、8分ほど乾いたところで力尽き、ベッドでぐうぐう寝てしまった。
そんなはなくろさんを見ながら、私は床で寝たのである。
翌日、連絡をうけてやってきたなかみちは、ふわんふわんにきれいになったはなくろさんを連れて東京に行ってしまった。
やっとこれで窓閉めて寝られるわー、蚊に苦しめられることもないわー、と私は喜んだが、もう床にもベッドにも白黒のいきものは落ちていないのだった。。。
切なさをかみしめながらつづく。
たまにはコウヘイの思い出も。
コウヘイは、嫁実家の初めての猫「はな」が生んだ子猫のうちの一匹。
4人兄弟の一番最後に生まれたそうです。
母は、物置で「はな」がどんどん子猫を産んでいくのをうんこすわりでずっと見ていて、足がしびれて倒れたとか倒れなかったとか。
他の3匹はキジトラで、一匹だけ白黒。
もうすこしで「モーモーちゃん」という名前になりかけました。母のセンスは最悪です。
ちなみに、実家のふさふさ毛の犬の名前は「もこもこ」です。もちろん母命名。
おっぱいをあげている「はな」にゴハンをあげているのは父。
猫を飼うときに「猫なんかけしからん!捨ててこい!」と一番反対していた人間が、一番猫を可愛がっていたりします。
いい年こいたオッサンが「ねこちゃんねこちゃん」と猫を愛でている姿は、なかなかよいものです。
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