実家の玄関先で、姉妹の猫がいろいろ入り混じりな子育てを始めた。
子猫は全部で5匹だったと思う。
はなくろさんのきょうだいが計3匹。いとこが2匹。
シロ以外はほとんど慣れていないので、窓ガラス越しにそーっと覗く毎日が続いた。
段ボールの後ろや横には、猫穴をあけておいたので、仔猫たちはそこから好き勝手に出入りした。
玄関から人が出入りするたびに、後ろの猫穴から脱出した。
親猫が不在の時は、こっそりさわってみるのだが、速効起きて後ろの猫穴から逃げるのだった。
「見るだけ」の生活が続く。なかなかじれったいのだ。
こちらは手乗りサイズのはなくろさん。
何度猫さらいしちゃおうかと思ったことか…
当時はすでに自宅内には猫が数匹いたため、はなくろさん達を家猫にするのをかなり迷っていた。
そして、迷っている間に母猫たちは2回目の引っ越しをしてしまったのである。
玄関の段ボールは無人となり、仔猫たちも姿を消した。
しばらくして、一家は再び実家にやってくるようになった。
が、姿を見なかった2週間ほどの間に、はなくろさんはえらい気合いの入った顔の猫にそだっていたのである。
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