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USB Type-C測定器 AVHzY C3の使い方 本命編

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トリガー機能

高速充電プロトコルを利用して電源の対応する任意の電圧を負荷に与えることができます。
バッテリーや充電器が仕様通りに動作するかを負荷装置などで実験する時に使いますが、負荷側が指定された電圧に対応できない場合は爆発炎上するかもしれないのでご注意ください!

電圧を指定して負荷装置に給電

AVHzY C3と負荷装置で測定タイムラグがあるので画像で見ると若干ズレてるように見えますが、電圧と電流どちらもだいたい一致してます。

USB PDに対応している電源は負荷から要求が来ないとVBUSに給電してくれないので、PC接続ポートで給電してる場合としてない場合は挙動が変わります。
※USB Standard-A出力の電源に接続した場合はとりあえず5V給電されるのでPC接続ポートで給電してる場合と同じ挙動になります。

※4Vより低い設定をする場合にはAVHzY C3を動作させるためにPC接続ポートで給電をする必要があります。

AVHzY C3へPC接続ポートから給電している場合

eMarker読み取りと同様、PC接続用USB Type-Cから給電している場合、メイン画面でボタンを左に倒すとプロトコル選択画面になります。

プロトコル選択画面

左右で移動してクリックで選択します。メインで使うと思われるUSB PDの場合、電源が対応している電圧・電流の一覧が表示されます。対応が多い場合はスクロールしている必要があります。

USB PDトリガー画面

これも左右で移動してクリックで選択。選択した途端に電圧が変わるので注意してください
ダブルクリックでトリガーが有効なままメイン画面に戻れます。

メイン画面でボタンを左に倒すと現在トリガー機能を使用中という旨の表示がされます。

  • Release it ※トリガー機能を終了します。
  • Change it ※USB PDトリガー画面に戻るので、電圧の変更ができます。
  • Start new trigger ※プロトコル選択画面に戻るので、他のプロトコルを選択できます。

AVHzY C3へPC接続ポートから給電していない場合

負荷装置のように自発的に電源側に要求を出せない機器の場合、電源が給電を開始してくれないのでAVHzY C3が起きない場合があります。その場合はボタンを左右どちらかに倒すとこのような画面が表示されます。※電源によっては表示されないことがありますが、その際はPC接続ポートから給電してください。

  • Keep Power Only ※通常のメイン画面が表示されます。
  • Start PD Trigger ※先ほどのUSB PDトリガー画面が表示されます。
  • Power Off ※AVHzY C3の電源が切れます。

Start PD Triggerを選択したらその後はUSB PDトリガー画面と同じです。

次は最後のおまけです。

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